チャールズ3世
チャールズ3世(1948-)(在位2022-)とは、グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国の国王にしてイギリス国教会の首長である。イギリス連邦内自治領諸国の国家元首も兼任している。
人物[編集]
マウントバッテン・ウィンザー朝の王。第126代天皇より11歳年上である。父系の祖先は、ドイツ北西部、オルデンブルクの貴族である。オルデンブルク家からデンマーク、ノルウェー、スウェーデンの北欧3国の王クリスティアン1世が出て、その子孫がチャールズ3世である。現在のデンマーク王室は遠い親戚である。
祖父:イギリス国王ジョージ6世
母:イギリス女王エリザベス2世
王妃:カミラ・シャンド
1981年にダイアナ・スペンサーと結婚したが1996年に離婚している。
2005年に、カミラ・シャンドと再婚。
父フィリップはアン王女ばかりを愛し、母エリザベスはアンドルー王子ばかりを愛したという。
フィリップ殿下の配慮に欠けた意向で平民がいる学校に入学しイジメを受けた。この経験から自分の息子たちを上流階級の者だけが学ぶ学校に行かせたという。
彼のこれらの心境を理解してくれたのはダイアナではなくカミラだったのだという。
母エリザベスがイギリス女王に即位した1952年2月6日より2022年9月8日までの70年間、王位継承権第1位であった。
肩書[編集]
- コーンウォール公 (1952 - 2022) - イングランド王太子の就任が慣例
- ロスシー公 (1952 - 2022) - スコットランド王太子の就任が慣例
- チェスター伯 (1958 - 2022) - イングランド王太子の就任が慣例
- ウェールズ大公 (1958 - 2022) - イングランド王太子の就任が慣例。ウェールズの国王を意味し、プリンス・オブ・ウェールズと称される。
- イギリス国王 (2022 - 現在)
その他[編集]
チャールズ三世は軍隊経験があり軍用機の操縦もできる。
第二次大戦中にエリザベス二世(当時はエリザベス王女)は軍用トラックで物資の輸送をしていた。
王弟アンドルー(当時はアンドルー王子)はフォークランド紛争で軍用ヘリコプターを操縦し、アルゼンチン軍のエグゾセミサイルからイギリスの空母を守るために、自ら囮となって敵ミサイルの進路を狂わせるという危険な任務に着いていた。王族が従軍するのはイギリス王室の伝統である。
女性が知っておくべきマナー[編集]
イギリス国王であられるチャールズ3世に謁見するとき、女性はカーテシーをして敬意を表さなければならない。文仁親王妃紀子殿下や佳子内親王殿下でさえカーテシーをしなければならないのである。
チャールズ国王にカーテシーをする必要がない女性は日本では雅子皇后陛下と、美智子上皇后陛下だけである。
同時代の世界元首[編集]
- アメリカ - 大統領:ジョー・バイデン
- ドイツ - 大統領:フランク=ヴァルター・シュタインマイアー
- フランス - 大統領:エマニュエル・マクロン
- イタリア - 大統領:セルジョ・マッタレッラ
- インド - 大統領:ドラウパディ・ムルム
- 中国 - 主席:習近平
- 韓国 - 大統領:尹錫悦
- 日本 - 天皇:徳仁
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