ターボ

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ラテン語の 「乱流」をのような意味を持つturba, turboが語源、合成語ではturbo-となる。

ターボチャージャー[編集]

ターボチャージャーとは、コンプレッサーの一種のであり、定義は明確なのに用語としては不明確という難儀な言葉である過給器とも呼ばれる。 内燃機関は「酸化剤(主に空気中の酸素など)」と「還元剤(石油燃料や水素など)」を混ぜた混合気を燃焼室に送り込んで動力を取り出したのち排気する(ジェットエンジンやロケットエンジンは排気そのものを動力とする)ものである。このとき混合気に圧力をかけて燃焼室に送りこむコンプレッサーを「ターボチャージャー」あるいは「過給機」という。すなわち、「混合室 ⇒ ターボチャージャー ⇒ 燃焼室 ⇒ 排気」という流れがある。宇宙空間や高高度だと大気圧が頼りにならないため、そのためにターボチャージャーの出番があるが、地表面であっても大気圧は一気圧なので「足りん!」っちゅー意見があって自動車にも搭載される。ターボチャージャーをエンジンに取り付けると一般に出力がアップする。
そこから比喩的に、「なんらかの補強をほどこしてパワーアップしたもの」や、そのような機能に「○○ターボ」という名称をつける、何かに拍車がかかった状態を「ターボが掛かる」と表現するといった風潮が生まれた。ともあれ電気自動車(EV)にはターボはない。

その他ターボ機械[編集]

ターボ機械とは、タービンを利用して流体エネルギーと機械的エネルギーの変換を行う装置。

その他[編集]

関連項目[編集]