セリ科
セリ科とは、なんにせよ子供に嫌われる科のひとつである。
概要[編集]
まずは「香味」っちゅーか「香り」っちゅーか「匂い」っちゅーか、要するに「臭い」っちゅーかニオイである。あれが子供あるいは初心者には相当にツラい。
食用としては
があるが、ドクゼリやドクニンジンもセリ科である。ニンジンやセロリは「栄養があるから」といって子供に食べさせたがる毒親も多い。ニンジンはカロチンを含むが、いずれにせよ子供が喜んでムシャムシャ喰うようなものではなかろう。「キアゲハの食草」くらいの関心しかないだろうと思う。
人間生活との関わり・利用[編集]
ニンジンはカレーに入っている程度ならまだいいし、グラッセしても悪くはない。ところが「加熱すると栄養分が壊れる」とかいって生食させようとする親や教師がいたりする。セロリは煮魚に入れて臭み消しにするくらいならいいが、生では「無理矢理食べさせようとする奴」の顔を思い出しては不快になるだけである。特にニンジンとセロリのスティックてんこ盛りとかいうと、「これは拷問か何かか?」と思う。柚子の皮とか生姜とか茶碗蒸しに入っている三つ葉なんかのように、控えめに使ってほしい。イタリアンパセリはスパゲティとか、コリアンダーとミーゴレンとか、パクチーとトムヤムクンとかならイタリア人やインドネシア人やタイ人に敬意をこめて食うし悪くもないのだが、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」である。
好きな人が好きで喰ってるぶんには口出し無用である。イタリアンパセリは自分でも育てようとするが、ナメクジとかカタツムリに喰われるのがツラい。せめてもっと安く大量に出まわってほしいと思うが、セリ科の宿命で子供のいる家庭ではなかなか使いづらい。
その他[編集]
「ニンジンの葉は、根の栄養分を吸い上げてしまうから」というので、収穫するなり切って捨てて産業廃棄物か、せいぜい豚とか鶏の餌となる[1]。
じつはかき揚げ、鍋物、味噌炒めにするとウマい。