ジェーン・バーキン
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Jane Birkin ジェーン・バーキン | |
---|---|
本名 | Jane Mallory Birkin |
出身地 | イングランド・ロンドン |
死没地 | フランス・パリ |
国籍 | イギリス フランス |
身長 | 173cm |
職業 | 女優、シンガーソングライター、モデル |
活動期間 | 1966年 - 2023年 |
配偶者 | ジョン・バリー(1965-1968) (伴侶) セルジュ・ゲンズブール(1969-1980) ジャック・ドワイヨン(1981-1993) |
著名な家族 | ジュディ・キャンベル(母) アンドリュー・バーキン(兄) ケイト・バリー(長女) シャルロット・ゲンズブール(次女) ルー・ドワイヨン(三女) イヴァン・アタル(義息子) デヴィッド・バーキン(甥) アンノ・バーキン(甥) |
公式サイト | janebirkin.net |
主な作品 | |
『欲望』(1966年) | |
備考 | |
大英帝国勲章:オフィサー(2001年) 芸術文化勲章:オフィシエ(2017年) 旭日小綬章(2018年) | |
ジェーン・バーキン Jane Birkin | |
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ジャンル | ポップ・ミュージック |
担当楽器 | ボーカル |
活動期間 | 1966年 - 2023年 |
レーベル | フォンタナ・レコード フィリップス・レコード キャピトル・レコード パーロフォン |
ジェーン・バーキン(Jane Birkin OBE、本名:Jane Mallory Birkin, OBE、1946年12月14日 - 2023年7月16日)は、イングランドロンドン出身の女優、歌手、モデル[1]。
生涯[編集]
イギリス・ロンドンで生まれる。1960年代後半にフランスに移住し、1969年に恋人で歌手・映画監督のセルジュ・ゲンズブールとのデュエット曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」がヒットする。1971年にはゲンズブールとの間に俳優・歌手である娘のシャルロット・ゲンズブールが生まれ、その後に映画監督のジャック・ドワイヨンとの間に娘で歌手のルー・ドワイヨンが生まれている。映画「欲望」「ナイル殺人事件」などに出演し、ささやくような声が魅力の歌手として一世を風靡した。エルメスのバッグ・バーキンはバーキンのために作られたという逸話もある。
2011年3月11日の東日本大震災発生直後の4月6日、東京でチャリティーコンサートを開催し、フランスのパリでも俳優や歌手の仲間を呼んで「SOSジャポン」と題した公演を実施した。日仏の文化交流促進や震災の復興支援活動が評価されて、2013年に日本の外務大臣表彰を受けている。フランス文化省は「セルジュ・ゲンズブールら偉大な人物と共に活動したことで、時代を超えたフランス語圏のアイコン(象徴)となった」と業績を讃えている。
晩年は健康問題を抱えていたという。2023年7月16日にフランス・パリの自宅で死去しているのが発見された。76歳没。
主な出演作品[編集]
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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1965 | ナック The Knack |
バイクに乗った少女 | クレジットなし |
1966 | カレードマン大胆不敵 Kaleidoscope |
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欲望 Blowup |
ブロンド | ||
1968 | ワンダーウォール Wonderwall |
ペニー・レイン | 初の主演[2] |
1969 | 太陽が知っている La piscine |
ペネロープ | |
スローガン Slogan |
エヴリン・ニコルソン | ||
カトマンズの恋人 Les chemins de Katmandou |
ジェーン | ||
1970 | ガラスの墓標 Cannabis |
ジェーン・スウェンソン | |
1972 | 女の望遠鏡(マドモアゼル à GO GO) Trop jolies pour être honnêtes |
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1973 | ドンファン Don Juan ou Si Don Juan était une femme... |
クララ | |
ジェーン・バーキン in ヴェルヴェットの森 La morte negli occhi del gatto |
コリンガ | DVDスルー | |
1974 | おかしなおかしな高校教師 La moutarde me monte au nez |
ジャッキー・ローガン | |
1975 | まじめに愛して Sérieux comme le plaisir |
アリアネ | VHSスルー |
冒険喜劇 大出世 La course à l'échalote |
ジャネット | ||
麗しのカトリーヌ Catherine et Cie |
カトリーヌ | ||
仮面/死の処方箋 Sept morts sur ordonnance |
ジェーン | ||
1976 | ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ Je t'aime moi non plus |
ジョニー | |
スキャンダル Le diable au coeur |
リンダ | VHSスルー | |
1977 | ムッシュとマドモアゼル L'animal |
本人 | |
1978 | ナイル殺人事件 (1978年の映画) Death on the Nile |
ルイーズ・ブルジェ | |
1979 | メランコリー・ベビー Melancholy Baby |
オルガ | |
1981 | 放蕩娘 La fille prodigue |
アンネ | シネクラブ上映 |
エゴン・シーレ/愛欲と陶酔の日々 Egon Schiele - Exzesse |
ウァリー | ||
1982 | 地中海殺人事件 Evil under the Sun |
クリスチン・レッドファン | |
1983 | 愛しのエレーヌ/ルルーとペリシエの事件簿 Circulez y a rien à voir! |
エレーヌ | |
1984 | ラ・ピラート La Pirate |
アルマ | |
地に堕ちた愛 L'Amour par terre |
エミリー | ||
1985 | 熱砂の情事 Dust |
マグダ | 映画祭上映 VHSリリース |
ベートーヴェンの甥 Le neveu de Beethoven |
ヨハンナ | VHSスルー | |
マンスフィールドの追憶 孤独な果実 Leave All Fair |
マリー/キャサリン・マンスフィールド | ぴあ/ゴアナフィルム主催「ニュージーランド・シネマ・ウィーク上映」(1986年11月20日科学技術館サイエンスホール) その後VHSリリース | |
1986 | 悲しみのヴァイオリン La femme de ma vie |
ラウラ | |
1987 | 右側に気をつけろ Soigne ta droite |
マドモアゼル・バーキン | |
ふたりだけの舞台 Comédie! |
彼女 | ||
1988 | カンフー・マスター! Kung-Fu master |
マリー=ジェーン | 原作・出演 |
アニエスv.によるジェーンb. Jane B. par Agnès V. |
カラミティ・ジェーン/クロード・ジェイド/ジャンヌ・ダルク | ||
1990 | ダディ・ノスタルジー Daddy Nostalgie |
カロライン | |
1991 | 二重誘拐 Red Fox |
ヴァイオレット・ハリソン | テレビ映画 |
美しき諍い女 La Belle noiseuse |
リズ | ||
1995 | 百一夜 Les cent et une nuits de Simon Cinéma |
||
1997 | 恋するシャンソン On connaît la chanson |
ジェーン | |
1998 | シャンヌのパリ、そしてアメリカ A Soldier's Daughter Never Cries |
フォーテスキュー夫人 | |
2000 | ジェーン・バーキン in シンデレラ Cinderella |
テレビ映画 | |
2001 | 本日の主役 Reines d'un jour |
ジェーン | TV5MONDE放映 |
2001 | これが私の肉体 Ceci est mon corps |
ルイーズ・ヴェルネ | |
2002 | Merci Docteur Rey | ペネロープ | |
2007 | Boxes | アンナ | 監督も |
2008 | アニエスの浜辺 Les Plages d'Agnès |
- | ドキュメンタリー |
2009 | ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー(DVD題) 『小さな山のまわりで』(第22回東京国際映画祭上映題) 36 Vues du Pic Saint-Loup |
ケイト | |
2010 | テルマ、ルイーズとシャンタル(原題) Thelma, Louise et Chantal |
ネリー | フランス映画祭2010上映(団長も)[1] TV5MONDE放映 |
2012 | ある愛へと続く旅 Venuto al mondo |
精神分析医 | |
2013 | Quai d'Orsay | ノーベル文学賞受賞作家モリー・ハッチンソン | |
2016 | 彼女とTGV | エリーゼ | 第89回アカデミー賞 短編実写映画賞にノミネート
第11回札幌国際短編映画祭で上映 |
ディスコグラフィ[編集]
スタジオアルバム[編集]
かっこ内は日本盤名称。
- 1969 - La Chanson De Slogan(ジェーン&セルジュ)
- 1973 - Di Doo Dah(ディ・ドゥ・ダー)
- 1975 - Lolita Go Home(ロリータ・ゴー・ホーム)
- 1978 - Ex Fan Des Sixties(想い出のロックン・ローラー)
- 1983 - Baby Alone In Babylone(バビロンの妖精)
- 1987 - Lost Song(ロスト・ソング)
- 1990 - Amours Des Feintes(いつわりの愛) - ゲンズブールの遺作
- 1996 - Versions Jane(追憶のランデヴー)
- 1996[3] - The Best Of(ベスト・オブ・ジェーン・バーキン)
- 1998 - A La Légère(ラヴ・スロウ・モーション)
- 2004 - Rendez-Vous(ランデ・ヴー)
- 2006 - Fictions(フィクションズ)
- 2008 - Enfants d'Hiver(冬の子供たち)
- 2017 - Birkin/Gainsbourg: Symphonique(シンフォニック・バーキン&ゲンズブール)
- 2020 - Oh! Pardon tu dormais…
ライブアルバム[編集]
- 1987 - Jane Birkin au Bataclan
- 1992 - Intégral Casino Paris(来日記念盤 Je suis venu te dire que je m'en vais)
- 1996 - Intégral Olympia
- 2002 - Arabesque(アラベスク)
- 2009 - Au Palace(ライヴ・アット・パラス)
- 2012 - Jane Birkin sings Serge Gainsbourg via japan
受賞歴[編集]
- 1999年
- 第23回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主題歌賞(『無造作紳士』、ドラマ『美しい人』主題歌)
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ 『70's STYLE BOOK』 宝島社、2007年、6–17。ISBN 978-4-7966-5967-3。
- ↑ ジョージ・ハリスン音楽担当、ジェーン・バーキン主演映画『ワンダーウォール』のHDリマスター版DVD/Blu-rayが海外で発売 amass.jp 2014年2月18日
- ↑ “Jane Birkin – The Best Of”. ディスコグス.