サイエンス・フィクション
ナビゲーションに移動
検索に移動
サイエンス・フィクション(英:Science Fiction)とは、表現形式のひとつである。
直訳すると「科学的な作り話(フィクション)」である。かつては「空想科学小説」と呼ばれたこともある。現在では「思弁的ファンタジー」(スペキュレイティブ・ファンタジー)とも言われ、「インターネット・ワーム」はSF作品であるジョン ブラナー『衝撃波を乗り切れ』から一般化された。
ただし、いわゆる「文壇」においては「士農工商犬 SF」という階級があると筒井康隆が述べている。
概要[編集]
これは「現代の科学はフィクションである」という意味ではない。レーニンは「いわゆるすべての科学はイデオロギーである。共産主義こそが真の科学である」と主張したけれども。
科学的な考察と「『if ~(もしも)』という仮説を持ちこむと何が起きるか?」を物語世界に持ちこむことによって構成されたフィクション作品を指して用いられ、ストーリーとドラマで描くものである。日本では「もしも中東で紛争が起きてオマーン半島周辺の海域が封鎖され、日本に石油が入ってこなくなったら?」というソミュレーションに基いた堺屋太一の『油断!』など、考証のしっかりした社会的な影響も大きかった作品も数多い。
特徴[編集]
大抵以下のいずれかを含むとSFになる。
- 宇宙冒険活劇 -「スペース・オペラ」とも。略称は「スぺオペ」。ペリー・ローダンとかスカイラークとか。
- 宇宙人(エイリアン)
- タイムスリップ - 日本発といわれる。「地すべり」から「時すべり」を思いついたという。
- サイボーグ - 日本では『サイボーグ009』が有名だが、「バイオニック・ジェミー」では「なんだって! きみはサイボーグなのか!?」と問われて「あたしたちは『バイオニック』って言ってるわ」としれっと答えている。
- 自我のある(と思われる)人工知能 - 「人間(ヒューマン)」の対語である。アンドロイド型の場合は、「シンセティック(合成)」「アーティフィシャル・ヒューマン(人工人格)」と呼んでほしいらしい。と、エイリアン2でビショップ氏が言っていた。
- 未知の病原体 - マイケル・クライトン『アンドロメダ病原体』
- 巨大ロボット - 鉄人二十八号?
代表的なSF作品[編集]
小説[編集]
- メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』
- カレル・チャペック『R.U.R』
- H.G.ウェルズ『宇宙戦争』
- 星新一『ノックの音が …』
- 小松左京『日本沈没』。『復活の日』はCoViD19を経験した人類には笑いごとではない。
- 堺屋太一『油断!』
- 広瀬正『ツィス』
- 『タイムスリップ大戦争』
- 『戦国自衛隊』
- 戦闘妖精・雪風
- 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
- 『アンドロメダ病原体』
- 『衝撃波を乗り切れ!』
サウンドドラマ[編集]
- 宇宙戦争。朗読はオーソン・ウェルズ。
テレビドラマ[編集]
- 『スター・トレック』
- 『ウルトラQ』『怪奇大作戦』
マンガ[編集]
- 『機動警察パトレイバー』
アニメ[編集]
映画[編集]
- 『フランケンシュタイン』ボリス・カーロフ主演
- 『ヤング・フランケンシュタイン』
- 宇宙戦争
- 未知との遭遇原題は『第三種接近遭遇』
- エイリアン
- インデペンデンス・デイ
- プレデター
- ターミネーター
- ロボコップ
これやってると、ページが大きくなりすぎそうな気がするので、「SF小説」とか「SF作品」で誰かページ立ててくんない?
あとはカテゴリ:SFで。SF諦めんなよ!