戦闘妖精・雪風
戦闘妖精・雪風(せんとうようせい ゆきかぜ、英:Battle Fairy Yukikaze)とは、広義では神林長平によるSF小説、およびそれを原作とした作品群全体を表す。狭義ではその作品群に登場する「雪風」と名付けられる機体、及びそれに搭載される人工知能を指す。
概要[編集]
作品群としては1979年より始まった。
機体としては戦術偵察機として「FFR-31MR スーパーシルフ」と「FFR-41 メイヴ」の2機が登場する。
人工知能としては当初「FFR-31MR スーパーシルフ」に搭載されていたものが「FFR-41 メイヴ」に移される。「戦闘知性体」と呼ばれ、特別扱いされる。本項では最狭義のこちらを扱う。
役割の移り変わり[編集]
- スーパーシルフ時代
- 戦術偵察機として情報収集が最優先。戦況を上空から監視する事に徹する。味方が敵にやられていても空中戦には参加せず、あくまでも情報を持ち帰る事に専念する。その様は味方から「死神」と呼ばれる程。
特徴[編集]
I HAVE CONTROL_
副操縦士[編集]
パイロットの視点で見ると、特に機体の操縦に優れており、人間離れした機動が可能。強力な副操縦士として機能する。スーパーシルフ時代に見せた、機体を180°ヨーイングさせて機関砲でミサイルを迎撃するシーンは有名[2]。さすがにあの姿勢では、動翼制御が過敏になる上に逆向きに働くのでコントロールは難しく、機関砲の照準をミサイルに合わせる事すら困難になるハズ。
思考特性[編集]
感情も持ち合わせているように見え、敵に怯えるようなシーンを見せる事もある。
機械ゆえ非常に合理的な一面もあり、味方に紛れた敵を攻撃する事に何の躊躇も見せない。その様は人間にはすぐには理解できない程[3]。
入出力[編集]
また人工知能としては珍しく、声は付与されていないという特徴もある。警告音や画面に文字を出力する事でパイロットにメッセージを伝える。アニメのオープニングにボーカルが付与されていないのはそれを表しているのでは?という意見もある[要出典]。
人間側からの入力としては音声やキーボード等が使える。
参考動画[編集]
- アニメのオープニング。登場する機体は「FFR-41 メイヴ」。
- 「FFR-31MR/D スーパーシルフ」のテイクオフシーン。
脚注[編集]
- ↑ “FFR-41MR MAVE (メイヴ)”. 戦闘妖精・雪風bot (2019年1月13日). 2019年1月19日確認。
- ↑ “雪風のトンデモ飛行”. 戦闘妖精・雪風bot (2016年10月26日). 2019年1月19日確認。
- ↑ “戦闘妖精雪風第2話 機械の反乱について[個人考察]”. B_Dの日記 (2014年8月14日). 2019年1月20日確認。
関連項目[編集]
YOU HAVE CONTROL_