グリーン・ワイズ
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グリーン・ワイズは東京都多摩市の貸し植木業・造園業者である。前の会社名は東光園。
概要[編集]
1905年(明治38年)に田丸亀吉が創業した。会社名は西島久一技師の命名によるものである。その時代には珍しい温室を手掛け、恵比寿にて温室を設置し、会社のパンフレットを制作した[1]。
大正時代から貸し植木業を始める。トラックがないので荷台に積んで運んだ。素人相撲の大関まで行った亀吉にとっては造作もない事であった。1921年(大正10年)には明治神宮の地鎮祭を担当し、5万本の樹木を植えた[1]。
1923年(大正12年)には、関東大震災の直撃を受け被害を被るが何とか立て直し、Tフォードを直輸入して走らせたそうである。1926年には同業者が増えて乱売を始めたので、東京貸植木業組合を作り亀吉が初代理事長となった。太平洋戦争が起き戦時下では庭木どころでなくなったため木を伐採して、畑を作り飢えをしのいだ[1]。
1945年(昭和20年)9月に営業を再開し、1947年(昭和22年)には造園部門を切り離し東光園緑化株式会社を設立した。1953年(昭和28年)NHKのテレビドラマがきっかけとなりテレビへの舞台造園を開始する。1968年(昭和43年)に屋上に緑地を作る技術で施工を始める。パームロール工法と呼ばれる技術だ。全国の髙島屋に室内造園を施工する[1]。
2002年(平成14年)に東光園から現在の社名に社名変更した。現在の社長は二代目田丸雅敏[1]。