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オオムラサキ
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オオムラサキ | |
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分類 | |
目 | 鱗翅目 |
科 | タテハチョウ科 |
亜科 | コムラサキ亜科 |
種 | オオムラサキ |
名称 | |
学名 | Sasakia charonda (Hewitson, 1863) |
和名 | オオムラサキ (大紫) |
英名 | Japanese emperor Great purple emperor |
保全状況 |
オオムラサキとは、鱗翅目タテハチョウ科のチョウである。日本の国蝶である。
形状[編集]
翅を広げると、オスは平均50mm、メスは65mm。
オスの表半部は、紫色で、縁は黒褐色で覆われる。
生態[編集]
日本国内では、北海道南部、本州、四国、九州に分布する。沖縄県には分布しない。
国外では、朝鮮半島、中国、台湾北部、ベトナム北部に生息する。
成虫は年1回、6月-7月に発生する。
森林の樹冠上層部に多く生息し、餌や塩分を補給したりするためだけに降りてくる。幼虫の食草は榎、エゾエノキであるが、榎は落葉樹なので幼虫は落ち葉のなかで越冬するため、寒冷期に落ち葉を掃除してしまうと世代が絶えてしまう。
分類[編集]
本種は、William Chapman Hewitsonにより記載された。
属名は、佐々木忠次郎への献名である。
亜種[編集]
- 日本産亜種 Sasakia charonda charonda (Hewitson, 1863)
- 栗山町産亜種 Sasakia charonda kuriyamaensis
- 朝鮮半島産亜種 Sasakia charonda coreana Leech,1887
- 台湾産亜種 Sasakia charonda formosana Shirôzu, 1963
- ベトナム産亜種 Sasakia charonda yunnanensis Fruhstorfer,1913