エスエル出版会
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株式会社エスエル出版会(エスエルしゅっぱんかい)は、東京都千代田区神田三崎町に本社を置く出版社[1]。株式会社鹿砦社[2]、株式会社鹿砦社デジタルの関連会社[3]。
沿革[編集]
1977年に松岡利康が兵庫県西宮市で創業。社名はロシア社会革命党(エスエル)、特にその左派に由来する。同年11月に初の出版物として新左翼系の思想誌『季節』を刊行[4]。1983年に会社設立[5]。1984年1月に初の書籍として長崎浩『革命の問いとマルクス主義』を刊行[4]。1988年4月に松岡がエスエル出版会の発売元となっていた鹿砦社を友好的買収し社長に就任[4][5]。
主な出版物[編集]
定期刊行物[編集]
- 『季節』(1977~1988年、別冊2冊含め計14冊。5号からエスエル出版会が発行、鹿砦社が発売)[4]
- 『プロレス・ファン』(1989~1998年?)
- 『紙の爆弾』(2005年~。1巻1号~3巻3号は鹿砦社が発行)
書籍[編集]
- 長崎浩 『革命の問いとマルクス主義――階級、自然、国家そしてコミューン』 1984年
- 廣西元信 『マルクス主義の破綻――批判には別案が内包されねばならない』 1985年
- 小山弘健 『戦前日本マルクス主義と軍事科学』 1985年
- 創価学会内部改革派憂創グループ 『池田大作・政教支配の実態――創価学会=公明党の覚醒に向けて』 1988年
- エスエル出版会編 『謀略としての朝日新聞襲撃事件――赤報隊の幻とマスメディアの現在』 1988年
- 鈴木邦男 『がんばれ!!新左翼――「わが敵・わが友」過激派再起へのエール』 1989年
- 鈴木邦男 『赤報隊の秘密――朝日新聞連続襲撃事件の真相』 1990年
- 四宮正貴 『平成維新試論』 1992年