エイベックス
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒108-0073 東京都港区三田1-4-1 住友不動産麻布十番ビル(総合受付10F) |
設立 | 1988年4月11日 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | 音楽レーベル・芸能プロダクションの運営 |
代表者 | 代表取締役会長 松浦勝人 代表取締役社長CEO 黒岩克巳 代表取締役CFO 林真司 |
資本金 | 43億3,381万7,350円 |
外部リンク | エイベックス株式会社 |
エイベックス株式会社は、東京都港区三田にある大手レコード会社。
概要[編集]
松浦勝人会長率いる日本を代表する大手レコード会社でソニー・ミュージックと並ぶ規模である。
ダンスミュージックのイメージが強い同社であるが、近年は幅広いジャンルを手がけている。プロダクション事業や総合育成スクール「エイベックス・アーティストアカデミー」を運営し、音楽配信・映像配信として「mu-mo」「BeeTV」「dTV」や、他社と共同で「AWA」「LINE MUSIC」など新たな事業を展開している。
設立から現在[編集]
1988年、東京都町田市のスカイパレス町田に輸入レコードの卸販売業として創業。海外のマイナーなダンスミュージックを取り扱った。創業から3年でレコードの卸販売業でトップ3になったという。バブル景気でディスコが流行すると時流にのり、ジュリアナ東京でかけられた、あの有名な曲を町田のスタジオで制作。その後、小室哲哉と知り合い、TM NETWORKの曲をダンスミュージックにしたアルバムをリリースしヒット。さらに1992年に小室プロデュースでtrfをデビューさせる。1993年、南青山に本社を移転。1995年になるとglobeなど小室プロデュース作品がブームとなり、ミリオンヒットが続出した。売り上げの70%が小室作品となっていたが、1997年、傲慢な小室とのトラブルで小室と縁を切り、独自にアーティストを開発し、浜崎あゆみをデビューさせる。2000年以降、浜崎あゆみを中心に、Every Little Thing、hitomi、倖田來未、大塚愛などが活躍したことは有名である。エイベックスといえば、派手なMVでロゴ入りのテレビスポットを大量に放送して宣伝する手法が有名であったが、近年はそのような宣伝はあまり行っていない。2020年12月に本社ビル売却を発表し2021年2月コロナの影響で最大赤字42億円と発表。
本社ビル[編集]
2017年12月1日に、これまでの本社ビルを建て替える形で南青山に新社屋をオープン。自社のホームページでも大々的に新社屋をアピールしていたが[1]、2020年12月24日、コロナを理由に約700億円で売却すると発表しNHKでも報道される。わずか3年での売却に音楽業界の苦境を象徴する出来事になった。売却先はカナダの不動産投資ファンド「ベントール・グリーンオーク社」であると報じられる[2]。
2022年3月、本社を港区三田(住友不動産麻布十番ビル)に移転[3]。
グループ会社[編集]
※2020年12月現在
- エイベックス・エンタテインメント株式会社
- エイベックス・クラシックス・インターナショナル株式会社
- エイベックス・マネジメント株式会社
- AVEX&HIROTSU BIO EMPOWER LLC
- エイベックス・ピクチャーズ株式会社
- 株式会社アニメタイムズ社
- 株式会社aNCHOR
- FLAGSHIP LINE株式会社
- エイベックス・デジタル株式会社
- エイベックス通信放送株式会社
- エイベックス・ミュージック・パブリッシング株式会社
- エイベックス・トラベル・クリエイティヴ株式会社
- エイベックス・テクノロジーズ株式会社
- エイベックス・AY・ファクトリー合同会社
- エイベックス・アスナロ・カンパニー株式会社
- 株式会社TWH
- 株式会社MAKEY
- Avex USA Inc.
- Avex Asia Pte. Ltd.
- Avex Taiwan Inc.
- Avex China Inc.(爱贝克思(北京)文化传媒有限公司)
- Avex Hong Kong Limited(愛貝克思香港有限公司)