ウラジオストク

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ウラジオストク (Владивосток) は、ロシアの極東に位置する都市。ウラジオストクとは、「東方を制略せよ」という意味である。

概要[編集]

日本海に面する都市で成田から約2時間15分でヨーロッパの雰囲気が楽しめるとして近年日本人に人気の旅行先である[1]

モスクワと結ぶシベリア鉄道の終着駅があり、旧ソ連の雰囲気も残るエリアで北朝鮮中国とも隣接している。

日本と結ぶ直行便はロシアの航空会社のみであったが2020年から日本航空全日空が成田から直行便を運航開始している。2023年12月、ロシアのオーロラ航空北方領土択捉島との直行便を運航開始。ロシア本土と択捉島との初の直行便である[2]

名称[編集]

ロシア語の発音は「ヴラジヴァストーク」が近い。「ヴラジ」が侵略せよ、「ヴァストーク」がボストーク基地のボストークと同じで東を意味する。漢字で意訳すれば『征東』が妥当なところか。秋葉原万世橋から東側を眺めると「ウラジ」「ウラジ」「ウラジ」と看板が並んでいるので、「ここはロシアの征服拠点か(笑)」という話はあるが、フツーに裏地屋とか釦屋さんが多いだけである。

かつてが支配していたため、「海参崴」という中国語名がある。

日本での漢字名は「浦塩斯徳」、略して「浦塩」。ただし、本当はウラジオ/ストクではなく、ウラジ/オストクで分けるのが正しいので注意。

歴史[編集]

  • 古来より満洲の一部であり、近世は清が支配していた。
  • 19世紀に、太平洋側の不凍港獲得を狙うロシアに併合された。
  • ソ連時代は、外国人立入禁止都市で、通商はナホトカが代わりの役割を担っていた。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]