アクティオ

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一般社団法人アクティオは、持続可能な社会をテーマとするNPO[1]。前身は共産同系の新左翼党派「戦旗荒派」。

概要[編集]

  • 代表理事:水沢努[1]
  • 月刊誌『Actio』を発行していた。2013年の休刊後は残った資金で社会貢献活動への助成を行っている。資金が枯渇したときには解散する予定である[1]

沿革[編集]

  • 1971年 - 「戦旗・共産主義者同盟|共産主義者同盟(戦旗派)」結成[2]
  • 1973年 - 「共産主義者同盟戦旗派」(通称:両川派)、「共産主義者同盟(戦旗派)北海道地方委員会」(通称:本多派)、「共産主義者同盟国際主義派」が分裂[3]。戦旗派が分立したため、指導者の荒岱介(筆名:日向翔)の名前をとって「荒派」「日向派」と呼ばれる。もう一方の戦旗派は指導者の両川敏雄(筆名:西田輝)の名前から「両川派」「西田派」と呼ばれる。
  • 1980年2月 - 他派と紛らわしいため「戦旗・共産主義者同盟」に改称[3]。三里塚闘争や反天皇制闘争で多数のゲリラ事件を引き起こし、中核派革労協狭間派と共に「ゲリラ三派」と呼ばれた。
  • 1993年 - 「共産主義者同盟」に改称[2]
  • 1997年 - 「ブント(BUND)」に改称[2]。共産主義と決別して環境系のNPOに転向。
  • 2007年5月 - 荒岱介が代表を辞任。総会で水沢努を代表に選出。
  • 2008年1月20日 - 臨時総会で「アクティオ・ネットワーク」への改称を決定[4]
  • 2009年7月 - 「一般社団法人アクティオ」設立[5]
  • 2010年 - 「一般社団法人アクティオ」に移行[2]
  • 2011年5月3日 - 荒岱介死去。享年65歳。

機関紙誌[編集]

タイトル 刊行巻次 出版社 サイズ等
SENKI 825号(1995年1月1日)~1246号(2007年6月25日) せんき社 タブロイド版
Actio 1247号(2007年7月10日)~1260号(2008年1月25日)
1261号(2008年2月10日)~1291号(2009年5月) アクティオ・ネットワーク
1292号(2009年6月)~1294号(2009年9月) A4冊子(32ページ・月1回発行)
1295号(2009年10月)~1339号(2013年10月) アクティオ

所在地[編集]

  • 東京都千代田区神田佐久間町3丁目21-5 ヒガシカンダビル307号[6]
  • 埼玉県蕨市塚越1-13-3 ほくせい館 せんき社(戦旗荒派時代~2008年)
  • 埼玉県蕨市塚越2-18-6 エピステーメ(2008年~2011年)
  • 東京都台東区上野公園18-8 グリーンパークマンション608(2011年~2013年)

脚注[編集]

  1. a b c 水沢努. “旧戦旗・共産同の軌跡 ある新左翼党派の数奇な運命PDF”. 『情況』2017年冬号.
  2. a b c d 深笛義也 社団法人に衣替えした、革命党派「戦旗・共産同」が事実上の活動停止 デジタル鹿砦社通信(2013年12月16日)
  3. a b 田代則春『日本共産党の変遷と過激派集団の理論と実践』立花書房、1985年、128頁
  4. アクティオ・ネットワーク(Actio Network)
  5. 一般社団法人アクティオの2010年度年次総会開催 市民メディアActio(2010年6月15日)
  6. 一般社団法人アクティオの情報 国税庁法人番号公表サイト

外部リンク[編集]