ふたりはプリキュア
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『ふたりはプリキュア』とは、2004年2月から2006年1月まで放送していたアニメである。
誕生の経緯[編集]
当時の女子向けアニメの戦闘ものといえば、「セーラームーン」を思い浮かべる人が多い。実際、1990年代にヒットし、実写化などもされるほどの人気作品だった。それからしばらくの間、セーラームーン風の作品が増えた。2003年当時、ある制作者から「まったく新しい女子向けアニメを作らないか」という声があった。それは「ドラゴンボール」の制作者であった。女の子だって暴れたいというコンセプトの元、今までにない作品を作ることになった。
プリキュア以前の作品において「魔法」や「助っ人となる男性」が描かれていたが、今作ではそれらを排除。戦闘もアイテムを使うのをやめ、肉弾戦で戦うなどの斬新なアイディアが採用された。また、「小さい子では男女共に様々なものをつかって飛んだりするのがカッコイイと感じるのでは」という意見もあった。
放送と人気[編集]
2004年2月に放送開始した今作は斬新な要素により徐々に視聴率を上げていった。玩具では女子向けでは50万売上たらヒット商品となっているが、今作ではそれを大きく上回る100万の売上を出した。また2005年2月から放映されたシーズン2は『ふたりはプリキュア Max Heart』とタイトルが変更された。
登場人物[編集]
- 美墨 なぎさ（みすみ なぎさ）/キュアブラック
- 声 - 本名陽子
- ラクロス部に所属する赤毛ショートヘアの女子中学生。ほのかと力を合わせてプリキュアに変身する。
- 雪城 ほのか（ゆきしろ ほのか）/キュアホワイト
- 声 - ゆかな
- 化学部に所属する黒髪ロングヘアの女子中学生。なぎさと力を合わせてプリキュアに変身する。
- 九条 ひかり（くじょう ひかり）/シャイニールミナス
- 声 - 田中理恵
- 『MAX HEART』から登場する金髪お下げの謎の少女。その正体は「光の国のクイーン」の分身。
シリーズ化[編集]
本作は人気を博し、シリーズ化した。「主人公が妖精と共に悪を倒すストーリー」というコンセプトは常に受け継がれているが、細かい設定は色々変わっている。
- ふたりはプリキュア Splash Star - 第2作目で、主人公コンビは一新された。光を多数使用するなど以降の作品においても基礎となった作品。また「敵の少女戦士が改悛して主人公に協力する」という要素が初めて登場した作品でもある。
- Yes!プリキュア5 - 第3作目。主役がコンビから5人のチームになり、初めてメンバーが単独で変身可能になった作品。この作品も第1作目と同様に2年間放送された。
- フレッシュプリキュア! - 第4作目。
- ハートキャッチプリキュア! - 第5作目。初めて主人公より先にプリキュアとして活動していた人物が劇中に登場した。
- スイートプリキュア! - 第6作目。主人公がコンビに戻ったが、初めて「敵組織の構成員が全滅せずに改悛した」という要素が導入された。
- スマイルプリキュア! - 第7作目。本作は過去作のパロディが多い。
- ドキドキ!プリキュア - 第8作目。
- ハピネスチャージプリキュア! - 第9作目。本作は初めて「海外のプリキュア」が劇中に登場したが、この要素があまり生かされなかった。
- Go!プリンセスプリキュア - 第10作目。
- 魔法つかいプリキュア! - 第11作目。主人公がコンビの作品では4作目。本作は初めて「最終回の劇中に次回作の主人公が登場する」という要素が導入された。
- キラキラ☆プリキュアアラモード - 第12作目。
- HUGっと!プリキュア - 第13作目。本作では過去作のプリキュアおよび協力者たちが全員集合するエピソードがある。
- スター☆トゥインクルプリキュア - 第14作目。
- ヒーリングっど♥プリキュア - 第15作目。
外部リンク[編集]
- ふたりはプリキュア
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- ふたりはプリキュア（東映アニメーション）
- ふたりはプリキュア ありえな〜い! 夢の園は大迷宮（GBA用ソフト）
- ふたりはプリキュア Max Heart
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- ふたりはプリキュア Max Heart（東映アニメーション）
- ふたりはプリキュア Max Heart（朝日放送）
- ふたりはプリキュア Max Heart マジ?マジ?!ファイト de INじゃない（GBA用ソフト）