さくらみこ
活動サイト | Miko Ch. さくらみこ (YouTube) |
愛称・あだ名 | みこち |
誕生日 | 3月5日 |
所属 | ホロライブ |
登録者数 | 200万人(2024年4月10日時点) |
イラストレーター | 田中雄一/おるだん |
ファンネーム | 35P |
さくらみことは、日本[注 1]のバーチャルYouTuberであり、ホロライブプロダクション所属である(0期生)。 愛称は「みこち」で、さくらみこのファンは35P (みこぴー)と呼ばれる。
概要[編集]
電脳桜神社の巫女として「真面目に」神事をこなしてきたと公式に紹介されており、自他ともに認める「えりーと巫女」[注 2]であるが、同時に「ポンコツ」であるとも示唆されている。なお、ポンコツ的言動は「PON」と呼ばれている[注 3]。
活動はゲーム実況や雑談の配信が中心であり、かつては動画配信がメインだったものの、配信がメインに転向している。
ホロライブ0期生という扱いであるが、実際にホロライブに加入したのは2期生よりも後である。これはもともとの活動自体は別プロジェクトで行っており、ホロライブ誕生前の「ときのそら」や個人勢からの移籍である「星街すいせい」なども同様である。
特徴[編集]
「ね」を「にぇ」と言ってしまうような独特な活舌が特徴であり、これらはみこち語と呼ばれさくらみこの特徴の一つともなっている。過去にリスナーから活舌をよくする本をプレゼントされたこともある。
いわゆるキッズ的な発言(要するに暴言)も多く、さらに追い込まれた時は幼児退行することもある。尾丸ポルカの枠でSplatoon3の配信をした際にはそれらがふんだんに盛り込まれており、感情たっぷりなさくらみこを堪能することが可能である[注 4]。なお、キッズを通り越してベイビー視(ホロベイビー)されることも多い。
一見ハチャメチャな言動が目立つものの。やってはいけないラインを見極める能力やリスナーのネタを拾う能力[注 5]などに光る素質があり、配信者としてのセンスはえりーと(笑)ではなく、正真正銘のエリートであると評価する声もある。
なお、声(喉)を酷使するVTuberは期間の差はあれど何かしら喉の不調を訴え休養するライバーは多い。しかし、みこちは持病の治療に専念するために休養した期間はあったものの、喉の不調で長期間休養したことが無いため[注 6]、何かしら喉を傷めない発声法を行っているのではないかと言われている。
エピソード[編集]
- さくらみこ加湿器事件(2021)
- 配信内のスパチャ読みにて、「のどがガラガラになる」という話の流れで加湿器の話題になった際、加湿器をつけているにもかかわらず効果がないということを話すさくらみこ。35Pが「水入ってないとか?」と冗談でコメントしたが、それに対して「水...?」と反応。どうやら加湿器に水を入れる発想がなく、ボタンを押すだけで空気中の水分を集約して還元するものと思っていたらしく、PONには慣れた35Pたちを震撼させた。
- この件についてSHARP公式が反応。「SHARPは魔法使いじゃないぞ」とまで言わしめた[1]
- なお、翌年にダイキンから無給水加湿器という魔法の加湿器が販売された模様。
- ゆっくり寝ろみこち(2021)
- 12月12日に配信枠を立てていたが、配信予定時刻から4時間11分後に目を覚ましたみこち。その際にTwitterでは「#ゆっくり寝ろみこち」というハッシュタグが世界トレンド1位に躍り出ていた。なお、これを知ったみこちは「ホロライブの恥さらしじゃん!」と叫んだという。
- なお、夏色まつりが1時間以上遅刻した際、「みこがやったのは40分くらいだった」と言い放ち、35Pの総ツッコミの嵐が巻き起こった。
- 五目並べRTA(2022)
- 白上フブキと「世界のアソビ大全51」に収録されている五目並べで勝負した際の出来事である。五目並べは単純に自分の碁石を縦横斜めどれかに5つ並べれば勝ちであるが、みこちはそのルールがあいまいなままゲームをスタート。
- 勝負は5ターン(最小手)で決し、23秒で勝敗が決することとなった。あまりに短い決着に両者そしてリスナーともども笑いが止まらなくなった。この一件はその後Yahoo!ニュースに取り上げられることになる。
- その後フブキのチャンネルにてみこちとのリベンジマッチが行われ、なんと1勝32敗という有様であった[注 7]。
- 発光体質
- 星街すいせいとの配信中、運がないことを話す星街。そのことを星街自身が薄幸体質だからと話していたが、みこちは「薄幸」を「発光」ととらえていた様子。「眩しいもんな」と返し、まるでアンジャッシュのコントのように、すれ違ったまま会話が成立していく奇妙な雰囲気が漂っていた。
- 四次元
- 星街すいせいとの配信中、星街から四次元について説明するように要求されたみこちは自身のチャンネル名がかつて「3.5channel」であったため、「みこは3.5次元に生きてるから」と回答。星街から科学的に再度説明するように求められたみこちは「センチメンタル式」と「アドバンス式」があることを述べ、その二つが科学反応を起こしたことが四次元の始まりだと述べた。みこち式四次元理論の爆誕である。
この歴史的な発見によりワームホールの恒久的な存在と時空間折り畳みによるワープ航法を確立した人類が時空さえも掌握するきっかけとなったことは読者の諸君も承知のとおりであるのにぇ。[注 8]
- コロナバフ疑惑
- 2023年5月に新型コロナウイルスに感染したことが明らかになる。一方で同時期にゴッドフィールドのホロライブ内のトーナメントが開催されており、1戦が短くサクサク進められるゴッドフィールドなら無理しない程度の範疇に入ると判断し、オンラインゲームであることから対面での感染の恐れもないため参加することになる。
- 一方、上位進出者が軒並みコロナ陽性(みこち、ラプラス・ダークネス、紫咲シオン)、手術明け(ロボ子さん)、療養明け(大空スバル)というメンツに。体の調子が悪いほどゲームの調子が良いという説を裏付ける結果になる。なお、決勝戦では紫咲シオンとのコロナ陽性同士の決戦であったが、みこちが優勝を手にしている。み誇俺。
- 頂上決戦(vsしぐれうい)
- 大空スバルのイラストを担当し、自身もVTuberとして活動を始めているしぐれういの配信枠にみこちがゲストとして登場。スマブラSP、もじぴったん、アソビ大全の三本勝負で挑まれたものの、まさかのみこちの圧勝であった。特に五目並べにおいてはみこちが強く見えてしまうほどの圧勝であった[注 9]。
- なお、両者ともにプレイングがアレであるため、最弱の頂上決戦などと呼ばれることも。
語録[編集]
PONな発言から名言まで、数々の言葉が「みこち語録」としてまとめられており、本人の配信においても触れられたことがある。本節ではその一部を紹介する。
- 阿鼻叫喚(あえんびえん)
- 「あびきょうかん」の読み間違い。2021年の年末企画である行くホロ来るホロのなかでホロメンに指摘され、みこちが阿鼻叫喚をあえんびえんと間違えて覚えていることが判明した。なおこれ以前にも発言していたことがあり、35Pたちはあえてスルーしたものである。
- 同様のものに「くじゅうくりん(九分九厘)」、「ひゃくにんひゃくいろ(十人十色)」、「うまみみひだりかぜ(馬耳東風)」などがある。
- なお、一部のホロメンに影響を与えてしまい、阿鼻叫喚を素であえんびえんとしてしまったケースが確認されている。
- あきらめない心にぇ
- みこちの代表的な名言であるともされ、みこち自身が黎明期から活動している古参VTuberであるため何とも言えない含蓄があるともいわれている。
- 初出は大神ミオと大空スバル、そしてみこちの三人での温泉旅行時にみこちが作った皿に描いた文字。何とも言えない魅力が詰まっており、のちにグッズ化されている。
- あっちゅ!(あっぢゅ!)
- ゲーム中でマグマダイブしたり熱源に触れた時などによく発言する。
- 一後一会(いちごいちえ)
- 一期一会と似ているが、「どうせ一回しかあわない人だから気にしない」という真逆の意味である。
- しけてんにぇ!
- 報酬がしょぼい時などによく使われる。
- 黙れ!(でぇゃまれ!)
- よく使うワード。35Pなどからのツッコミなどでよく使われる。みこちの独特の発音のせいで妙に耳に残ることばである。
- にぇ
- 「ね」が「にぇ」になってしまう活舌を逆に取り込んでいったものである。本来は語尾ではないはずだが、語尾や鳴き声のように使っていることもあるにぇ。
- みこ知ってるよ
- 大体知らない。
- わがった!
- 大体わかってない。
- わがんない!
- そのとおり。
35Pの語録[編集]
- みこち、俺恥ずかしいよ
- 桃鈴ねねとのコラボ配信においてぷよテトで対戦している中、ちょっとした手違いでテトリス対テトリスになってしまう。桃鈴ねねはテトリスをほとんどやっていなかったらしく、そんな初心者の桃鈴ねねに対して初心者狩りとも思えるほど快勝しイキっていたみこちに対して35Pが放ったセリフが「みこち、俺恥ずかしいよ」である。なお、その後にぷよぷよを選択したねねちに対して勝負を挑むもあっけなく返り討ちに遭う。みこち、俺恥ずかしいよ...
- この際の「みこち、俺は恥ずかしいよ」、略してみ俺恥は汎用性も高く、ホロライブファンの間で流行した後に構文化して定着した。
関連人物[編集]
- 星街すいせいとは「みこめっと」というユニットを組んでおり、ゲーム配信や歌配信などを行っている。なお、二人の関係は「ビジネス」であるとのことであり、お互いの配信をよく見ているだけでなく反応も返すなど、どう見ても良好な関係であるがあくまでも「ビジネスフレンド」と強調する。なお、そういった様子はリスナーからは「ビジネスてぇてぇ」と呼ばれている。
- 普段は「すいちゃん」呼びであるが、ビジネスを強調しているときなどは「星街」呼びになる。(活舌のせいか「ほちまち」と聞こえることもあるが、これは他のホロメンにも該当者がいる)
- 加入前から憧れの存在であり、みこち自身がそらとも(ときのそらのリスナー)であることを公言している。そのためホロライブに加入し、ときのそらと接する機会が増えた当初はよく限界化していたものの、近年は慣れてきたのか落ち着きを見せている模様。しかし稀に限界化する。
- 二人で「ぺこみこ」というコンビを組んで配信することがある。ゲーム配信や歌ってみたなどを行っており、特にゲーム配信ではお互いに遠慮のない掛け合いを楽しむことができる。
- 何気に二人とも保育士の資格を持っている。
- 不知火建設
- 不知火フレア、白銀ノエル、尾丸ポルカ、星街すいせいとみこちによるユニットである。なお、同ユニットでみこちは「部長」である。主にマインクラフトの配信が中心であるが、学園パロディ漫画としての「しらないこと研究会」も展開されている。
脚注[編集]
- ↑ 活舌の悪さからホロEN呼ばわりされることもある
- ↑ エリート≠えりーとであることに留意
- ↑ さくらみこ以外でも使用される
- ↑ 追い込まれてちいかわ化、「あきらめようよ」などの弱気な発言から「パブロてめぇ!」「みこちゃん砲発射!」、行き場を失った感情から「だっぱー!」、果ては「ホロライブなんてなぁ、こんなもんなんだよ!」という発言まで
- ↑ ソウルキャリバーの配信の際はリスナーが再現キャラなどをクリエイトしてくることがあり、多くのネタを拾いあげている(取りこぼすこともあるが)
- ↑ 2023年5月に喉の不調を訴えていたものの、実はコロナ陽性であったためと判明
- ↑ 32敗の中には気づいていればみこちが勝った局面が複数確認されている
- ↑ なお、4次元の一例としてはミンコフスキー空間のような「3次元+時間の流れ」がある
- ↑ 同じホロライブのメンバーやにじさんじの周央サンゴなどをゲストに迎えて五目並べなどで勝負を挑む企画である「みこに勝たないと出られない部屋」において、今までは「自動ドア」と呼ばれるほどみこちの圧倒的な敗北で終わっていた
参考[編集]
ホロライブ(Hololive)関連 |