三五八漬け
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もしかして: 三八五流通
三五八漬け(さごはちづけ)とは、日本の郷土料理であり、福島県や秋田県など、東北地方に多くみられる漬物の一種である。麴漬けの一種であるとされ、2010年代初頭にブームになった塩麹のルーツとされている。
概要[編集]
漬床として塩・麹・米をそれぞれ3:5:8の割合で混ぜたものを使用していることが名前の由来といわれている。癖がなく食べやすい漬物であり、野菜の風味と塩味、そしてほのかな甘い味わいがおいしい漬物である。一晩から一日程度漬けるだけで完成であり、漬ける物や好みに合わせて調整するとなおよい。現在はすでに配合済みのものが売られており、加水して混ぜ合わせるだけで漬床が完成するためお手軽である。糠漬けほど手も荒れにくく、管理[注 1]も楽であり、大きめのフリーザーパックでも漬けられるため漬物初心者にもおすすめである。
漬ける物[編集]
きゅうりやカブ、ニンジンなどは定番である。その他ナスやパプリカなどを漬けてもおいしく頂ける。なお、肉や魚を漬けることも可能であるが、その場合の漬床は使い捨てが望ましい。 肉や魚を漬けた場合は塩麹と同じような効果が期待できるという。また、ゆで卵の殻をむいて漬けることで味付け卵とする使い方もある。
おすすめの三五八漬けの素[編集]
- 宝来谷 糀の一夜漬の素 三五八
- 福島県内であれば比較的入手しやすい三五八漬けの素である。塩味と甘味のバランスが良く、三五八漬けの素をそのまま食べても[注 2]美味しさを感じることができる。漬ける場合は加水するだけでよく、漬け始めはくず野菜等を漬けてなじませていけば2日から3日で漬床が仕上がる。500g単位でしか販売していないため、水分量の調整として少量を使用したいときに不便。なお、三五八漬けの素としては元祖を名乗っている。
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その他[編集]
車の希望ナンバーで人気の「358」であるが、三五八漬けになじみの深い東北地方からは三五八漬けが人気なのかと勘違いしたり、流行する以前から三五八漬けに由来して希望ナンバーを選んだという人もいる[1]。