PRIDE GRANDPRIX 2000 決勝戦 桜庭和志vsホイス・グレイシー

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桜庭和志 対 ホイス・グレイシー
開催日 2000年5月1日
認定王座
開催地 東京
会場 東京ドーム
観衆 38,429人
放送局 フジテレビ
実況・解説 三宅正治
谷川貞治
大槻ケンヂ
長谷川京子
主催 DSE

桜庭和志 対 ホイス・グレイシー
ザ・グレイシーハンター グレイシー最強の遺伝子
比較データ
30 年齢 33
日本国旗.png日本秋田県南秋田郡昭和町 出身地 ブラジル国旗.png ブラジルリオデジャネイロ州
戦績
指導者 エリオ・グレイシー
評価

結果 桜庭の6回終了TKO勝ち(タオル投入)
主審 島田裕二

PRIDE GRANDPRIX 2000 決勝戦 桜庭和志vsホイス・グレイシー(プライドグランプリにせん けっしょうせん さくらばかずしたいホイス・グレイシー)とは、2000年5月1日東京ドームで行われた、PRIDE GRANDPRIX 2000 決勝戦の準々決勝第2試合、桜庭和志ホイス・グレイシー総合格闘技の試合を指す。

柔道家木村政彦と対戦したこともあるブラジリアン柔術エリオ・グレイシー[1]の三男ヒクソン・グレイシーに惨敗した[2]プロレスラー高田延彦の弟子である桜庭が、前年11月開催のPRIDE.8でエリオの五男ホイラー・グレイシーを撃破したのに続き[3]、この試合で六男のホイスを90分を超える激闘の末[2]、試合放棄による勝利を収め[2]、グレイシー・ハンターとして一躍脚光を浴び、世界に名を轟かせた[4][5]。ブラジリアン柔術・プロレス格闘技の歴史が凝縮された伝説的な試合として、ファンや関係者の間で語り継がれている[3]

試合前の状況[編集]

同じグレイシー一族であるホイラー・グレイシーが桜庭との試合において、タップアウトをしなかったにもかかわらずレフェリーストップ負けとされたことを不服としていたホイス・グレイシーが、本試合に挑む前にレフェリーストップなし、15分無制限ラウンドという完全決着ルールを要求し、桜庭がこれ呑んだ。

試合経過[編集]

ホイスはエリオを先頭としてグレイシートレインで入場。桜庭はマシンマスク着用で3人で入場。試合に先立ちアントニオ猪木から両選手に花束の贈呈が行われた。

1R[編集]

桜庭が膝十字固めを決めるも終了のゴングが鳴る。

2R[編集]

桜庭がホイスの道着を脱がしにかかるなどしてペースを乱しにかかる。

3R[編集]

猪木アリ状態が続き膠着する。

4R[編集]

5R[編集]

桜庭が上なり、ガードポジションからモンゴリアンチョップはずかし固めなどの奇襲を仕掛ける。

6R[編集]

桜庭が猪木アリ状態からローキックを決め続け、ホイスの動きを止める。

7R開始前、セコンドホリオン・グレイシーがタオルを投入し、試合終了。桜庭和志がTKO勝利を収める。

脚注[編集]