JQuake

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JQuake(ジェークエイク)は、François LNが開発する、地震津波の速報及び情報を提供する、PC用の無料ソフトウェア[1]最新バージョンは1.6.2である。[2]バージョン1.7.0 dev版の動作実験も行っている。[3]

概要[編集]

2020年2月16日にリリースされた。

緊急地震速報地震情報津波情報、及び地図情報に表示された緊急地震速報を用いた予報円、強震観測網からの各観測点の強震データをリアルタイムで確認できる。また、過去3時間の地震のリプレイを見ることも可能である。[1][2]

利用できる強震データは、「地表最大加速度」、「地表リアルタイム震度」である。[1]「予想震度」に設定すれば緊急地震速報の予想震度を表示する。

設定[編集]

タブは「一般」、「地図」、「緊急地震速報」、「揺れ検出時」、「リプレイ」、「その他」に分かれている。[1]

一般[編集]

  • 「リフレッシュレート」では、NIEDから受信する強震データの受信間隔を変えることができる。1秒ごと、2秒ごとの二つがある。[1]
  • 「トレイ/ウィンドウの動作」では、JQuakeを閉じたときの通知等の設定である。また、ウィンドウを最前面にしたり、PC起動時に開いたり、EEW(緊急地震速報)受信時には画面スリープを解除することができる。[1]
  • 音声」では、通知音の大きさを変えることができる。[1]

地図[編集]

  • 「表示するデータ」は観測点の情報の内容を変えることができる。(前述)[1]
  • 「マップの動作」は地震検知時のズームをするかの設定ができる。[1][2]
  • 「地図レイアウト」は地図のレイアウトを変えることができる。[1]

緊急地震速報[編集]

  • 緊急地震速報の受信時の通知音の設定。緊急地震速報(予報)受信時や、緊急地震速報(警報)受信時の音のテストをしたり、「ユーザー場所で震度○以上で音声を出す」といった設定ができる。[1][2]

揺れ検出時[編集]

  • 通知音の音テストをしたり[1]、地震検知時の通知の基準を「計測震度」「加速度gal)」を指定して、設定できる[2]

リプレイ[編集]

  • 過去3時間までの強震モニタのリプレイを再生できる。地震情報からリプレイをクリックすることでも見ることができる。[1]

API[編集]

ただし、svir.jpのAPI提供は2022年08月31日19時頃に終了するため、深発地震緊急地震速報、キャンセル報、単独点処理での緊急地震速報、PLUM法のみの緊急地震速報などが受信できなくなってしまう可能性がある。[5]

脚注[編集]

  1. a b c d e f g h i j k l m n o p "JQuakeのインストール・設定手順、使い方を解説" - 水抜きこそJustice著, 2022年7月15日閲覧
  2. a b c d e f g h i j "JQuake公式サイト" - 2022年7月20日閲覧
  3. Twitter(動作試験中の映像)” (日本語). Twitter. 2022年7月20日確認。
  4. Earthquake Peer-to-peer Sharing Protocol (EPSP), P2PQuake (P2P地震情報), (2022-07-17), https://github.com/p2pquake/epsp-specifications 2022年7月21日閲覧。 
  5. https://twitter.com/yumnumm/status/1548959360054804480” (日本語). Twitter. 2022年7月20日確認。

外部リンク[編集]