EarthCore
EarthCore (あーすこあ) は、Minecraft上に存在する、Java版・統合版のEarthサーバー。ららEarthの後継サーバーであり、MultiCoreを経由して接続できる。2024年7月5日に公開された。
概要[編集]
経済と建国の概念が導入されているサーバー。採掘や木こり、アイテムの売買でサーバー上の通貨(以下、通貨)を稼ぐ事が可能であり、その通貨で様々なことが出来る。また、地球全体を約2000分の1の大きさにしたワールド上に建国が出来る。一部地域では、戦争も可能である。
ワールド (サーバー) 一覧[編集]
本項では、EarthCore全体を指す「サーバー」との混同を避けるため、以下のサーバー(ワールド)のことを一律で「ワールド」と表記する。また、以下の名称は、移動メニューにおけるワールド名に準じる。
ロビー : ログインボーナスやガチャが設置されている。中央には各ワールドへ接続したり、メニュー本を貰うためのNPCが複数体設置されている。別名、ハブ。
地球 : 建国するためのワールド。大規模な地形破壊などは規約によって禁止されている[1]。別名、Earth鯖。
資源 : 鉱石や原木といった資源を採取するためのワールド。毎日5時にリセットされる[注釈 1]。
要素[編集]
プラグインは、主に「Towny[注釈 2]」や「Jobs[注釈 3]」といったものが採用されている。近日中に「MCMMO[注釈 4]」が導入される予定。サーバーにおける、代表的な要素を記すが、その他にも様々な 要素が存在する。
建国[編集]
Townyによって実装されている要素。通貨を支払うことで、Earth鯖上に自由に建国したり町を作ったりする事ができる。チャンクごとに領土を増やす事ができ、国/町の領土上限や人数上限は、領土数・所属しているプレイヤーの数などで変化する。また、毎日正午に維持費が国の銀行から徴収され、払えない国/町は崩壊する[注釈 5]。また、設定で所属していないプレイヤーがチェストを開閉出来るかやモブがスポーンするかなどが設定できる。
銃[編集]
作業台をしゃがみ操作をしながらクリックすることで、カスタム作業台のGUIを開くことができ、銃や弾を制作できる。また、製作にはレシピの開放が必要であり、開放には通貨と少量の資材が必要である。銃の種類によっては大量の鉄を必要とする場合がある。Java版のみであるがリソースパックが公式Discordにて配布されている。2024年7月9日現在、ドイツとソビエト連邦の銃器が実装されている。
刀[編集]
後述の「刀ガチャ」にて入手が出来る。刀は「もろい刀」、「刀」、「名刀」に分類され、基本ダメージやPvEダメージなど様々な要素がある。これらの要素は刀によってランダムで変化する。
ガチャ[編集]
現在ロビーにて、「ルビーガチャ」、「サファイアガチャ」、「刀ガチャ」の計4つが存在する。これらは、ガチャキーを消費し、回すことが出来る。ガチャキーは、特殊鉱石との交換で得る事が出来る。それぞれ、鍛冶型や刀などがゲットできる。
「ログインボーナスガチャ」も存在するが、これはガチャキーなどが要らない代わりに、1日1回(24時間のクールダウン)しか回すことが出来ない。中身としては、エリトラやエンチャントされた本[注釈 6]、スライムボールなどがある。
釣り[編集]
従来の釣りとは異なり、画面上に表示されるバーの緑部分で釣り上げることで、魚が釣れる。また、魚の種類も従来より増えており、それぞれ釣れるバイオームや売る際の金額が異なる。さらには、メニューから、魚図鑑を閲覧することが出来る。
特殊鉱石[編集]
特定の鉱石を採掘することで、それに対応した鉱石がランダムでドロップする。対応表を以下に示す。ららEarth時代に存在した、「レッドダイヤモンド」や「トパーズ」といった鉱石も存在する可能性があるものの、EarthCoreでは、現在のところ確認できていない。
鉱石名 | ドロップ鉱石 | 用途 |
---|---|---|
玉鋼 | 鉄鉱石 | 刀ガチャキーへの交換 |
ルビー | レッドストーン | ルビーガチャキーへの交換 |
サファイヤ | ラピスラズリ | サファイヤガチャキーへの交換 |
琥珀 | 石炭・銅 | 取引 |
歴史[編集]
年表[編集]
サーバー公開前[編集]
- 2024年 (令和6年)
- 1月10日 -「GhostHax」により、公式Discordを含め、ららEarth全体が荒らされる。
- 2月28日 - ららEarthのサーバーアドレスが関係の無い別のEarth鯖である「らーす鯖」に接続できる不具合が発生する。なお、この不具合は数日後に復旧される。
- 3月19日 - 公式Discordにて、新規サーバースタッフの募集という形で新規サーバーの存在が明かされる。
- 4月25日 - 公式Discordにて、サーバー保持者との連絡が付かなくなったために、ららEarthのサービス終了がアナウンスされる。同時に、新規サーバーの要素が公開される。
- 5月22日 - EarthCoreと自治体再現プロジェクトの説明会が公式Discordにて行われる。
- 6月15日 - サーバーのリリース日が6月28日として公開される。
サーバー公開後[編集]
- 2024年 (令和6年)
問題点[編集]
待機列[編集]
詳細は「MultiCore#概要」を参照
当サーバーに接続するには、一旦MultiCoreを経由する必要がある。しかしEarthCoreに一度に入れる人数が60人のため、30人から90人ほどの待機列が出来てしまう。しかし、10分で1人ほどしか進まないため、再起動後や早朝に参加する人が多い。
7月10日、運営であるららぁ氏は、寄付を開始したと公式Discordでアナウンスした。これにより、寄付の特典として、優先キュー[注釈 7]や特別なペットが貰えるようになった。
サーバースペック[編集]
前述の通り、サーバーには一度に60人しか入ることが出来ない。ららEarth時代には、およそ200人が一度に入る事が出来たため、これは約1/3にあたる。サーバー保守者の交代が原因と考えられるものの、寄付の開始によりサーバーの強化が見込まれている。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ rarala (2024年5月2日). “EarthCore規約 - Earthcore Q&Ablog”. 2024年7月8日確認。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 公式ホームページ
- 公式X (旧Twitter)
- サーバーマップ - Minecraft Dynmap