2186年7月16日の日食
ナビゲーションに移動
検索に移動
2186年7月16日の日食(2186ねん7がつ16にちのにっしょく)とは、紀元前4000年から紀元後6000年までの間で、最も長く見られる皆既日食。月が近地点付近にあり、地球が遠日点付近にあることで、月の視直径と太陽の視直径の差が大きくなることで、長い時間見られる。
皆既帯[編集]
ペルー沖の南大平洋で始まり、ガラパゴス諸島、エクアドル、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、南大西洋を通り、アンゴラとナミビアで終わる。
ガラパゴス諸島[編集]
皆既帯の北部が南部を通る。サンタマリア島で2分半前後、サン・クリストパル島でも長いところで2分半前後見られる。エスパニョラ島では長いところで3分53秒も見られる。この他、多数の小島でも見られる。
エクアドル[編集]
皆既帯の南部が北部を通る。条件がよいサン・ロレンソでは2分51秒見られる。
コロンビア[編集]
中央部を皆既帯が横断する。首都のボゴタでは3分52秒、カリでは5分2秒と、大都市でも見られる。東部のマランドゥアでは6分7秒見られる。
ベネズエラ[編集]
中央部を皆既帯が横断する。大都市は通らないが、プエルトアヤクチョで6分11秒、エル・ロサリオで6分28秒、トゥメレモで6分38秒見られる。
ガイアナ[編集]
皆既帯の南部が北部を通る。首都のジョージタウンでも5分34秒、マシューズリッジで6分46秒見られる。東部のチャリティ郊外では、今回の皆既日食で陸域最長の6分59.7秒も見られる。
最大食[編集]
ブラジル北部で7分29.1秒見られる。
アンゴラ[編集]
南西部に、皆既帯の北部の末端がかかる。しかし、大都市では見られない。トンブアで55秒、モインバで2分45秒見られる。
ナミビア[編集]
北西部に、皆既帯の南部の末端がかかる。しかし、砂漠地帯で、集落では見られない。長い場所だと3分20秒見られる。