0次元
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0次元(れいじげん、ぜろじげん)とは、次元が0である、物の場所の位置を特定するのに、1つも数字が要らないような空間の事である。1つも数字が要らないということは、もうすでにその物の位置は自明ということである。つまり、0次元空間とは面積も体積もないただの点の事である。ただの点なのに空間とは変な感じがするが、数学においては「(0でもよいので)ある広がりをもつもの」のことを空間と呼び、その広がりが次元であるので、0次元であっても、「広がりが0である空間」という意味で「0次元空間」という呼び方をすることに問題はない。ただし、0次元空間はただの点なので、もはやこれ以上は考察のしようがない。ゆえに、0次元空間の図形について考察がなされることはないといっていい。