4次元

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4次元(4じげん)とは、次元が4である、つまり場所を指定するのに4つの数字が必要となる空間の事である。しかし、私たちは、私たちの宇宙の次元数である3次元までの空間しか見たことがないため、4次元空間、すなわち、縦軸にも横軸にも高さ軸にも直交するような第4の軸が存在するような空間を想像することは不可能である。しかし、幾何学の考え方を使えば、4次元空間における図形についても考察することが可能である。例えば、4次元空間における正多胞体は6種類あり、これは多胞体が有限にしかない次元では最も多い。また、4次元空間からなら3次元空間の「ありのままの姿」を見ることが可能である。すなわち、4次元空間からなら、透視が可能であるし、金庫からお金を気付かれないようにこっそり盗むことも可能なのである[1]

脚注[編集]

  1. 紙の上に10円玉を載せ、その周りに鉛筆で線を引いてほしい。2次元空間ではこれは立派な「金庫」であるのだが、3次元空間にいる私たちは、「金庫」の中の10円玉を「透視」することも、それをこっそり持っていくことも容易である。これと同じである。
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