1次元

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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1次元(1じげん)とは、次元が1である、つまり場所を指定するのに一つの数字だけで充分である空間の事である。1つの数字で場所が特定できるということは、それは直線である。ただの線なのに空間とは奇妙に思えるかもしれないが、数学において空間とは「何らかの広がりを持つ空間」を意味し、次元とはその広がりを示す数値のことなので、「広がりが1である空間」という意味で「1次元空間」という言い方をすることに何ら問題はない。なお、曲線も1次元ではあるが、直線と曲線といった区別はそれ以上の次元から見たからこそできるもので、1次元空間に住む住人がいたとすれば、この世はすべて同じ線にしか見えないであろう。1次元においては、初めて長い線や短い線といったように、幾何学というものが意味を成してくる。

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