鳥越文蔵
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鳥越 文蔵(とりごえ ぶんぞう、昭和3年(1928年)8月28日 - 令和3年(2021年)4月5日[1] )は、日本の国文学者、日本近世演劇研究者。早稲田大学名誉教授。元早稲田大学坪内博士記念演劇博物館館長。妻は国語学者の秋永一枝。
略歴[編集]
既婚者で長女あり。
人形浄瑠璃、歌舞伎などの研究で有名な人物で、早稲田大学演劇博物館館長や歌舞伎学会会長、山口県立劇場「ルネッサながと」館長などを歴任している。『元禄歌舞伎攷』で平成4年(1992年)に芸術選奨文部大臣賞を受賞する。平成9年(1997年)に紫綬褒章を授章した。
令和3年(2021年)4月5日に死去した。89歳没。葬儀は近親者で密葬で営まれた。
著書[編集]
編著[編集]
- 『近松への招待』岩波書店 (岩波セミナーブックス)1989
- 『歌舞伎の狂言 言語表現の追究』八木書店, 1992
校注等[編集]
- 『パリ国立図書館蔵古浄瑠璃集』校倉書房, 1968
- 『日本古典文学全集 近松門左衛門集』1-2 小学館 1972-75
- 『上方狂言本 6』祐田善雄共編 古典文庫, 1977
- 『江戸板狂言本』1-2 佐藤恵里共編 古典文庫, 1983-87
- 『傾城反魂香』白水社(歌舞伎オン・ステージ) 1989
- 『上方狂言本 9』岩井真実共編 古典文庫, 1996
- 『新編日本古典文学全集 近松門左衛門集 3』小学館, 2000
- 『新日本古典文学大系 江戸歌舞伎集』古井戸秀夫,和田修共校注 岩波書店, 1997