高橋渡
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高橋 渡(たかはし わたる、明治33年(1900年)5月11日 - 昭和(1944年)7月8日)は、弁護士、日本の前衛写真家。
経歴[編集]
- 1900年5月11日、福岡県生まれ。
- 1928年、慶應義塾大学経済学部理財科を卒業[1]。
- 1932年、九州帝国大学法文学部法律科を卒業[1]。
- 1935年、「福岡写友会」に加入し、本格的に写真を始める。
- 1938年、代表作『海の精』で貝を海と女をモンタージュ。
- 1939年、弁護士となる。九州・福岡で前衛芸術家集団「ソシエテ・イルフ」を結成し、中心メンバーとなる。メンバーは高橋渡、久野久、許斐儀一郎、吉崎一人、伊藤研之、小池岩太郎、田中義則など[1]。坂田稔らを招き講演を行う。高橋渡の本職は弁護士であったが、理論と実践でリードし、独特のユーモアのある作品を残した。
- 1941年、前衛作品から離れ、民俗学的な写真を撮り始める。
- 1944年7月8日、死去[1]。44歳没。