高徳寺(こうとくじ)とは、山形県東置賜郡川西町大字大塚1554-2に存在する曹洞宗の寺院である。山号は稲荷宝山。
室町時代後期の享徳年間(1452年から1455年)に、谷義国が堂宇を創建し、宝光智澄を開山とする古刹である。
天正年間(1573年から1592年)に堂宇の改修が行われたが、その後は寺院は荒れ放題となる。明治18年(1885年)に住職となった大応文恵により新たに宝蔵が建立され、堂宇が修築されてようやく再興した。
境内には本堂・庫裏・宝蔵・山門などが老樹に囲まれる形で建ち並んでいる。