雨宮純

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雨宮 純(あまみや じゅん)は、オカルトスピリチュアル悪徳商法研究家[1]

経歴[編集]

昭和の終わりに福岡県に生まれる。子供の頃からオカルトコンテンツに触れ、オカルトマニアとなる。中学生のとき、ノストラダムスの予言が外れたことや未確認生物スカイフィッシュ」のテレビ番組を見たことがきっかけでオカルト熱が冷める。その後、理系に進み、首都圏の大学院で化学・生物系の分野を専攻。修士論文を書いて卒業した後、IT系の企業でシステムエンジニアとして勤務[2]

2019年頃に街コンやプレゼン練習会で勧誘されたことをきっかけとして、マルチ商法の組織に関する情報をnoteに投稿[3]。これを読んだ編集者に声をかけられ、『プレジデントオンライン』に「事業家集団・環境」について執筆[3][4][5]。マルチ商法の思想はオカルトや宗教と関係しているため、それらの関係についてもnoteに投稿[3]自己啓発ニューエイジスピリチュアル疑似科学陰謀論、オカルト史などに関する執筆活動を開始する[1][3]。出版社から声がかかり、2021年に初の著書『あなたを陰謀論者にする言葉』(フォレスト出版)を刊行[3]

左巻健男、鈴木エイト、藤倉善郎編『カルト・オカルト 忍びよるトンデモの正体』(あけび書房、2022年)に「参政党とオカルト・疑似科学」を寄稿。『世界』2022年12月号に「米国のスピリチュアルと政治」を寄稿。

サイゾー』に「雨宮純の現代怪事廻説」を連載[6]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『あなたを陰謀論者にする言葉』(フォレスト出版[フォレスト2545新書]、2021年)
  • 『危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング』(ぱる出版、2024年)

共著[編集]

  • 『コンスピリチュアリティ入門――スピリチュアルな人は陰謀論を信じやすいか』(横山茂雄、竹下節子、清義明、堀江宗正、栗田英彦辻隆太朗共著、創元社[叢書パルマコン・ミクロス]、2023年)

出典[編集]

  1. a b コンスピリチュアリティ入門 創元社
  2. 村田らむ「陰謀論情報を発信、30代彼がオカルトに冷めた瞬間」東洋経済オンライン、2024年3月15日
  3. a b c d e 村田らむ「「岸田総理はゴム人間」陰謀論を馬鹿にできぬ理由」東洋経済オンライン、2024年3月15日
  4. 雨宮 純 フォレスト出版
  5. 「雨宮 純」の記事一覧 プレジデントオンライン
  6. カルト・オカルト 忍びよるトンデモの正体 あけび書房

外部リンク[編集]