阿弥陀寺 (坂東市)

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阿弥陀寺(あみだでら)とは、茨城県坂東市長須4359-1に存在する寺院である。宗派は真宗大谷派。山号は屈旋龍山称名院(くつせんりゅうざんしょうみょういん)。

概要[編集]

飛鳥時代大化5年(649年)、恵鎮法師により開山されたと伝わっている。初めは三論宗で奉仕されて寺名も猿島之院長洲寺(さしまのいんながすじ)と言ったが、鎌倉時代貞応2年(1233年)に15代目の住持覚円親鸞の教化を受けてその弟子になったことから名を安養(あんにょ)と改め、寺の名も現在のものに改称したと言われている。そのため、安養は寺の中興者、開山とされている。

堂宇は本堂・庫裏・山門などを備え、寺宝の実如上人筆の阿弥陀寺御文2帖は茨城県の文化財に指定されている。

また、鎌倉幕府の第5代執権北条時頼が阿弥陀寺に参詣したとされており、寺の西方にその際に植えたとされる「七本榎」がある。

アクセス[編集]