関門橋

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

関門橋(かんもんきょう)とは山口県下関市福岡県北九州市門司区にかかる道路橋である。関門橋の下には本州九州を隔てる関門海峡があり、両者を地上で結ぶ唯一の橋でもある。

壇之浦PAより九州方面を望む

概要[編集]

関門橋の全線が高速道路(関門自動車道)となっており、中国自動車道九州自動車道をつなぐ物流の重要路線となっている。

また、供用開始時点においては日本で最長のつり橋であった。

関門自動車道[編集]

下関ICから門司ICまでの9.4kmの区間が関門自動車道として指定されており、中国道・九州道ともにシームレスにつながっている。

本線の最高速度は80km/hであるほか、強風台風の影響などで50km/h規制や全面通行止めになることもある。全面通行止めの際は国道2号関門トンネルが迂回路として指定されることもある。

10km未満という短い区間ながらパーキングエリアが2つ存在しているが、これはそれぞれ上り線(めかりPA)と下り線 (壇之浦PA)がそれぞれ専用になっているためである。

なお、どちらのPAにおいてもフグを扱った料理が食べられるほか、山口県と福岡県を中心としたお土産が販売されている[注 1]。また、壇之浦PAには宿泊施設[注 2]も併設されているのが特徴である。

関門海峡花火大会時は両PAとも流入規制が行われることもあり、満車時には閉鎖されることもある。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. めかりPAにおいては九州テイストが強め、壇之浦PAにおいては山口テイストが強めであるなど、微妙な差異はある
  2. ファミリーロッジ旅籠屋壇之浦PA店