開饒神社

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開饒神社(ひらとみじんじゃ)とは、鹿児島県大島郡大和村思勝に存在する神社である。

概要[編集]

この神社は黒糖の製法を日本に伝えた直川智翁を祀っている。直川智翁とは大和浜の出身で、慶長10年(1605年)に琉球王国へ渡航の最中に台風に遭って中国福建省に漂着し、そこでサトウキビの栽培法と製糖法を習得した。彼は日本に帰国する際、サトウキビの苗を密かに持ち帰り、これを大和村戸円の磯平において試植し、慶長15年(1610年)に日本初の黒糖の生産に成功した。

明治15年(1882年)、「日本糖業の始祖」として彼を祭神として神社が建立された。

アクセス[編集]

  • 名瀬市から今里行きのバスに乗り、恩勝バス停で下車してすぐ。

外部リンク[編集]