長岡三重子
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長岡 三重子(ながおか みえこ、大正3年(1914年)7月31日 - 令和3年(2021年)1月19日)は、日本の水泳選手。100歳を超えて水泳大会で活躍した女性最高齢のマスターズ水泳記録保持者である。
経歴[編集]
大正3年(1914年)7月31日に生まれる。第1次世界大戦が勃発してから3日後の出生である。山口県出身で既婚者。長男がいる。
80歳の時に膝のリハビリのために水泳を開始したのを契機とし、その後日本国内や国外のマスターズ水泳大会に出場し、世界記録を次々に樹立した。平成27年(2015年)の時点で100歳にして、女子1500メートル自由形の100歳から104歳の部で世界初の完泳を果たした。このため、人生100年時代の象徴的な存在として一躍話題の人となった。
令和元年(2019年)、105歳にして国際水泳連盟公認の国内大会の最高齢出場記録を更新。さらに日本スポーツグランプリを受賞している。
令和3年(2021年)1月19日午前8時47分、急性呼吸不全のため、山口県田布施町の病院で死去。106歳という高齢であった。