那覇バス牧志新都心線

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牧志新都心線(まきししんとしんせん)は、那覇バスが運行を行う沖縄本島路線バスの1路線である。系統番号は10番

概要[編集]

那覇バスターミナルを起点とし、三越前、メディカルセンターを経由し、那覇新都心地区を循環して、再びメディカルセンター、三越前を経由し、那覇バスターミナルへ至る路線。

2007年8月1日に行われた路線改編で、これまでの7番 (新都心循環線)と10番 (牧志新都心線)を統合する形で生まれた。

それまでの旧7番はおもろまち駅前広場を起点とし、県立博物館前、メディカルセンター、国際高校前、銘苅庁舎前を経由して、再びおもろまち駅前広場に戻ってくる那覇新都心地区のみの循環路線で、かつ右回りの一方向のみの運行だった。そのため、メディカルセンターから国際高校前まで乗車した場合の運賃は100円だが、国際高校前からメディカルセンターまで乗車した場合は、終点であるおもろまち駅前広場を経由するため、一度おもろまち駅前広場で下車し改めて乗車という扱いになり、運賃は200円になっていた。再編されたことにより、両方向に運行されるようになってこの問題は解消した。但し、おもろまち駅前広場から国際高校前へ行く際は銘苅庁舎方面から廻ってこなければならないので、遠回りをしなければならなくなった。

経緯[編集]

旧7番 (新都心循環線)[編集]

  • 2005年7月~12月 那覇市内の小中学生を対象に、車体のデザインを募集。
  • 2006年2月ごろ 新都心循環線の運行を計画。
  • 2006年6月13日 国土交通省から路線運行の認可を受ける。
  • 2006年6月16日 那覇市内の小中学生に募集した車体デザインの最優秀賞を選択。
  • 2006年7月1日 車両お披露目会。
  • 2006年7月2日 7番 (新都心循環線)運行開始。
  • 2007年8月1日 10番 (牧志新都心線)と統合、7番廃止。

10番 (牧志新都心線)[編集]

  • 2007年2月11日 10番 (牧志新都心線)運行開始。運行当初から毎週日曜に実施される国際通りトランジットモールに乗り入れることの出来る唯一の車両となる。
  • 2007年8月1日 7番 (新都心循環線)と統合、新10番 (牧志新都心線)となる。

主な経由地[編集]

博物館廻り[編集]

  • 那覇バスターミナル-三越前-安里-崇元寺-中之橋-メディカルセンター-上之屋一丁目-県立博物館前-メインプレイス東口-おもろまち駅前広場-銘苅庁舎前-安岡中学校前-国際高校前-メディカルセンター-中之橋-崇元寺-安里-三越前-那覇バスターミナル

国際高校廻り[編集]

  • 那覇バスターミナル-三越前-安里-崇元寺-中之橋-メディカルセンター-国際高校前-安岡中学校前-銘苅庁舎前-おもろまち駅前広場-メインプレイス東口-県立博物館前-上之屋一丁目-メディカルセンター-中之橋-崇元寺-安里-三越前-那覇バスターミナル

路線情報[編集]

日付 経由名 行き先 始発 終発 運行本数
平日 国際高校廻り 那覇バスターミナル→那覇バスターミナル 7:00 20:55 18本
博物館廻り 那覇バスターミナル→那覇バスターミナル 7:20 21:20 18本
土曜
休日
国際高校廻り 那覇バスターミナル→那覇バスターミナル 7:00 20:15 16本
博物館廻り 那覇バスターミナル→那覇バスターミナル 7:25 20:45 16本

2007年8月1日改正
※日曜日の12:00~18:00の間は、トランジットバスとして国際通り内を運行。

2016年3月28日のダイヤ改正以降、概ね平日は30分間隔、土日祝日は25-30分間隔。平日28本、土日祝日25本に減便されている。

使用車両[編集]

  • 専用車両は、全て小型のノンステップバスポンチョ)である。専用車両のうち3台は、車体にクレパス画家アリカワコウヘイさんの作品をデザインする。旧7番運行開始前日の2006年7月1日に車両デザインが公開された。また、各車両の愛称が付けられている。
  • 専用車両の故障や車検などにより、まれに中型車両が使用されることがある。

特徴[編集]

当路線は他の那覇バス市内線と大きく異なる点がある。

  • 乗車区間によって運賃額が異なる。そのため乗車整理券方式をとっている。しかし整理券を取らない乗客も多い。状況によってはキセル乗車とみなされる場合もあるので、整理券は忘れずに取った方が賢明。
旧7番が那覇バス初の全区間運賃100円制(那覇バスの市内線運賃は通常一律200円とされているが、本路線は例外となっていた)となっていた関係上、このようになっている。
具体的には、メディカルセンターバス停より新都心寄りのみを乗車する場合は100円、それ以外の区間にまたがる場合は200円となる。(この項の運賃はいずれも大人運賃。小児は半額)
  • 後乗り、前降り方式である。(那覇バスをはじめ、県内他社でもこの方式をとっている所はない)
  • 単独区間のバス停の一部はミニサイズになっている。

沿線上の施設[編集]

県庁北口
沖縄県庁
沖縄都市モノレール県庁前駅
松尾二丁目・三越前
国際通り
安里
沖縄都市モノレール牧志駅(駅名は「牧志」だが安里バス停が近い。)
国際通り
南西観光ホテル
ホテルロイヤルオリオン
県立博物館前
沖縄県立博物館新館・美術館
おもろまち一丁目・メインプレイス東口
サンエー那覇メインプレイス
おもろまち駅前広場
おもろまち駅
銘苅小学校前
那覇市立銘苅小学校
安岡中学校前
那覇市立安岡中学校
安謝小学校入口
那覇市立安謝小学校
国際高校前
沖縄県立那覇国際高等学校

関連項目[編集]

外部リンク[編集]