足利城
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足利城(あしかがじょう)とは、現在の栃木県足利市本城1丁目に存在した日本の城である。
概要[編集]
織姫神社から北へ約2キロ、尾根道を行った標高259メートルの両崖山一帯にかつて存在した山城である。
この城は平安時代後期の天喜2年(1054年)に足利成行によって築城され、以後足利成綱、足利家綱、足利俊綱、足利忠綱の足利氏5代が約120年間ほど居城とし、その後廃城となったという。室町時代中期に長尾景長がこの廃城を修築して居城とすると、その後長尾氏が6代125年にわたって支配したが、長尾氏は天正18年(1590年)の小田原征伐によって後北条氏と運命を共にして滅亡したため、城は再度廃城となる。
現在は山頂部の本丸跡に石垣の一部を残すのみで、一帯が足利市指定の史跡となっている。
アクセス[編集]
- 織姫神社から両崖山まで徒歩1時間。