譜代

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譜代(ふだい)とは、歴代にわたり、あるいはその主人が若い頃から従っている人物などを意味する言葉。

概要[編集]

譜代とは言いかえると、世襲的に、あるいは生まれながらにして決められた主人に仕えているという地位・身分の意味である。日本歴史上においては江戸幕府成立時、関ヶ原の戦いを基準にしてそれ以前に徳川氏(あるいは松平氏)に臣従していた武家のことを意味する場合が多い(譜代大名)。相対的に、豊臣秀吉など成り上がりの場合は譜代の家臣がほとんど存在せず、また秀吉は関白を承継させた甥・秀次の子も処刑して、宗家を支える親族も絶えてしまったため、その死後に豊臣家が没落する一因を成している。

余談[編集]

  • 日本の学生が大学院進学にあたり、同一大学ながら、卒論時と違う専攻・研究室や研究科へ進学する場合に「譜代」が使われることがある。

関連項目[編集]