芦川村
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芦川村(あしがわむら)とは、山梨県東八代郡にかつて存在した村である。平成大合併で自治体としては消滅し、現在は旧村域が笛吹市芦川町となって芦川の地名が残っている。
概要[編集]
この村は東八代郡の最南端に位置していた。御坂山塊の芦川渓谷に沿って東西に延びている。
昭和16年(1941年)に上芦川村・中芦川村・鶯宿村の3村が合併して誕生した。村域の大半は山林であるが、斜面を利用した畑ではコンニャクの栽培が盛んで、生産量においては山梨県随一を誇る。芦川上流の高地にはスズランの群生地も広がっており、5月下旬から6月にかけて見頃を迎える。さらにその奥には黒岳と釈迦岳が続き、峠道からは富士山や河口湖などが見渡せるなど、自然に恵まれた村であった。
平成18年(2006年)8月1日に笛吹市に編入されたことにより、芦川村は廃止された。