興國高等学校
興國高等学校（こうこくこうとうがっこう)は、大阪府大阪市天王寺区寺田町にある私立高等学校である。
概要[編集]
男子校で、1926年に設立された興國商業学校に前身を持つ。開校当時は此花区の現在大阪市立福島小学校が所在している場所の南側に立地していたが、1927年に東成区岡之町（→生野区勝山通8丁目→生野区勝山北3丁目）へと移転。戦時中は臨時措置として学校経営に久保田鉄工所が参画して久保田工業学校へ改組。終戦後に興國商業学校へと戻ることができたが、久保田鉄工所の経営撤退、大阪市からの敷地譲渡要請・公立校への合併打診と相まって廃校の危機に立たされた。しかし学校復興の道を選んで現在の寺田町に土地を求めて移転した。1964年に男女共学となるも、1978年から男子校となった。
スポーツに力を入れており、これまでに多くのプロスポーツ選手を輩出している。6月の体育祭は京セラドーム大阪を貸し切って行われ、文化祭の中でチャリティーマラソンを開催する他、冬のマラソン大会は体育科目の成績を左右する。
設置学科[編集]
普通科[編集]
- スーパーアドバンスクラス
いわゆる特進コース。医学系大学や最難関大学合格を目指し、春・夏・冬の長期休暇中に講習会や勉強合宿がある。
- プレミアムアドバンスI類・II類
難関大学合格を目指すクラスで、I類クラスは1日の授業コマ数が8コマ、放課後補習会がある。II類クラスは1日の授業コマ数が6コマ。スーパーアドバンスクラス同様、長期休暇中に講習会や勉強合宿がある。
- アスリートアドバンスコース
難関大学進学への対応とトップアスリートを目指すコース。
- キャリアトライコース
公務員・保育士を目指すコースで、進学指導よりも就職指導を重視する。
- アカデミアコース
大学・専門学校への進学、就職に対応するコース。
ITビジネス科[編集]
いわゆる商業科。
- ITアドバンスコース
大学進学に有利に働く簿記などの商業系の資格取得を目指す。
- ITゲーム&デジタルワークスコース
ビジネス文書や情報処理などの検定取得により、大学や専門学校や就職などの進路を目指す。
出身著名人[編集]
参考サイト[編集]
- 母校の今|興國高等学校