マラソン大会
マラソン大会(マラソンたいかい)とは、陸上競技の一つであるマラソンの大会である。
概要[編集]
企業・自治体などが主催するアマチュア向けの市民マラソン大会から、世界選手権など権威ある大会への出場権がかかったプロの大会、学校行事としてまで幅広く行われている。プロの大会では42.195㎞のフルマラソン、それ以外のアマチュア大会ではもっと距離が短いものもある。なおアマチュア大会では交通規制等の関係で途中の定められた地点を指定の時刻までに通過できなかった場合はそこで強制リタイアとなる他、給水地点などに常駐するスタッフに自己申告することでリタイアも可能。リタイアした選手は主催者の用意した貸切バス等でゴール地点へ向かうことになる。
学校行事におけるマラソン大会[編集]
対外的な権威付けなど無いに等しい行事だが、多くの学校が実施している。
- 楽しい人たち
- スポーツ万能、走ることに楽しさを見出せる人、陽キャ。
- 苦手な人たち
- 運動音痴、走ることに楽しさを見出せない人、陰キャ。
といった具合である。
主に少雪地では秋から冬にかけて、豪雪地では晩秋もしくは雪解け期といった気温が低下する時期に開催される傾向が強く、大会へ向けての練習という名目で休み時間を全校参加の業間体育とし、校庭のトラックで走り込みをすることが多い。学校としては寒さに耐える体づくりだとか、タイムや順位など各個人の目標を達成することやゴールまで長い距離を走り抜くことに教育的な意義があるだとか色々理由付けている。体育の成績に影響するかは学校によるが、大会当日に登校しなかった場合は欠席日数としてカウントされ、指導要録や通知表に記録が残る。まぁ、学徒の本分は学問なので通常授業のない行事の日に1日休んだぐらい大して気にするようなこっちゃないのだが、学校によっては欠席補充の対象となる場合がある。
「せめて全員参加でなければどれだけ楽だっただろうか」と思うが、「団体行動」「協調性」「体力作り」とかいった大人にとって耳障りのいい看板を掲げて熱心に行う学校があるのが迷惑な話である。