結柴誠一

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結柴 誠一(けしば せいいち、1947年5月21日[1] - )は、日本の政治家。東京都杉並区議会議員。所属会派は「いのち・平和クラブ」。杉並清掃工場建設協議会委員、反原発自治体議員・市民連盟運営委員、日朝友好促進東京議員連絡会世話人[2]

選挙などでは、けしば誠一の表記も用いる。

来歴[編集]

横浜市生まれ。横浜市立岩崎小学校卒。鎌倉市立第1中学校卒。神奈川県立湘南高校卒。横浜国立大学経済学部中退。高校・大学在学中、山岳部に所属[3]。大学在学中、ベトナム反戦運動や全共闘運動に参加し[4]、横浜国立大学全共闘議長・全学連委員長代行を務めた[5]

1978年から東京都杉並区に居住し、杉並革新連盟(都政を革新する会の前身)事務局長[5]、杉並共同購入の会事務局長、消費税の廃止を求める東京都中小企業連絡会事務局を務める[4]。1992年から東京反戦共同行動委員会事務局長[5]。杉並初の無農薬野菜産地直送運動を創設したとされ[2]、ブログでは「かつて三里塚空港に反対する運動の中で、農民の支援のために、無農薬野菜の産直運動を応援し、杉並で共同購入を広げた経験」[6]があると述べている。

1991年、長谷川英憲の後を引き継いで「都政を革新する会」(都革新)から杉並区議会議員選挙に出馬し、初当選を果たした[7]。以降6期連続当選。2001年、東京都議会議員選挙に出馬したが、落選した[5]

2006年12月、新城節子区議とともに都革新を離れ、「無所属区民派」を結成した[8]。都革新とその上部団体から2015年に「犯罪被害者支援条例」に賛成した責任を問われ、議員辞職を求められたことが都革新から離脱した原因だという[1]革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)は都革新所属の北島邦彦への支持、結城・新城の弾劾・打倒を宣言した[9]

2015年5月、生活者ネットのそね文子区議、社民党の市来とも子区議、無所属区民派の新城せつこ区議、ネットの奥田雅子区議、無所属の川野たかあき区議と新会派「いのち・平和クラブ」を結成し、幹事に就任した[10]

2023年4月の区議選には出馬せず引退。

脚注[編集]

  1. a b 杉並区議会議員けしば誠一・新城せつこ(アーカイブ)
  2. a b けしば誠一のプロフィール 杉並区議会議員けしば誠一と新城せつこのホームページ(2015年2月16日)
  3. けしば誠一 杉並区議会議員 けしば誠一
  4. a b 都議会議員選挙に勝利しよう 革命的共産主義者同盟全国委員会
  5. a b c d 北島邦彦(きたじま くにひこ)・新城せつこ(しんじょう節子)・けしば誠一(結柴せいいち) 闘う住民の代表を杉並区議会へ 3人の区議団を 週刊『前進』2080号5面1(2002年12月2日)
  6. 5月17日講演会「有機野菜はウソをつく!安全神話は本当か?」 杉並区議会議員 けしば誠一(2015年5月17日)
  7. 都革新とは 都政を革新する会(アーカイブ)
  8. 新城せつこのプロフィール 杉並区議会議員けしば誠一と新城せつこのホームページ
  9. 統一地方選決戦の勝利かちとろう 階級的労働運動路線実践し杉並・北島必勝へ全力決起を  革共同・東京西部地区委員会 週刊『前進』(2287号4面3)(2007/03/19 )
  10. 5月7日杉並区議会6名で「いのち・平和クラブ」結成 杉並区議会議員 けしば誠一(2015年5月7日)

外部リンク[編集]