程 武(てい ぶ、生没年不詳)は、中国の後漢末期から三国時代にかけての魏の武将。父は程昱。弟は程延。子は程克。
兗州東郡東阿県の出身[1]。220年に父が80歳の高齢で死去すると、その跡を継いだ[1]。
『三国志演義』では第92回で夏侯楙の参軍として登場し、韓徳父子を失って苦戦する夏侯楙に対して伏兵戦術を用いて趙雲を生け捕る策を進言し、それを採用した夏侯楙は後一歩で趙雲を生け捕れるところまで行ったが、諸葛亮から命を受けた関興・張苞が現れると、伏兵を率いていた部将の薛則・董禧らが討ち取られてしまって逃走する。以後は登場しない。