韓 徳(かん とく)は、中国の小説である『三国志演義』の登場人物である。
『三国志演義』第92回で登場し、西涼の大将で開山大斧と称される大斧の使い手である勇将[1]。227年に蜀の諸葛亮が第1次北伐を開始した際、8万の兵と韓瑛、韓瑤、韓瓊、韓琪の4人の息子を連れて魏の大都督・夏侯楙に従うが、鳳鳴山の戦いで趙雲の前に4人の息子が討たれ、さらに韓徳も趙雲相手に戦うも槍で突き殺される引き立て役となっている[1]。