ウィキペディアの生真面目ユーザーたちが禅蔵寺 (岐阜県池田町)の項目をおカタく解説しています。 |
禅蔵寺(ぜんぞうじ)は、岐阜県揖斐郡池田町の池田山西側にある臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は佛厳山。
室町時代に美濃国の守護大名・土岐頼忠が覚源を開山にして創建した寺院で、寺領として5000石という大領を与えられて繫栄した。しかし織田信長の時代に兵火に巻き込まれて焼失し、のちに再建されて江戸時代に大垣藩主の戸田氏から黒印を受けた。
寺宝には頼忠による鷹の絵、覚源の語録行録などがある。境内には頼忠とその息子・土岐頼益、そして土岐氏一族の墓があり、これらは岐阜県の史跡に指定されている。