臨済宗(りんざいしゅう)とは、禅宗の一派。昔の中国の唐の僧侶の臨済を祖とする。日本では鎌倉時代の僧侶の栄西を開祖とする。室町幕府は京都や鎌倉に五山という5つの寺院を定めて保護した。「公案(こうあん)」によって弟子を教化する「看話禅(かんなぜん)」の立場をとる。