海老塚明

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海老塚 明(えびづか あきら、1953年 - )は、経済学者。

東京生まれ[1]一橋大学経済学部卒業[2]。1985年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学[2][3]和歌山大学短期大学部助教授、大阪市立大学経済学部助教授を経て[4]、大阪市立大学大学院経済学研究科教授。専攻は経済理論[2]

マルクス経済学者の高須賀義博の門下生で、高須賀の理論的継承者の1人[5][6]

著書[編集]

共著[編集]

  • 『社会経済システムの制度分析――マルクスとケインズを超えて』(植村博恭磯谷明徳共著、名古屋大学出版会、1998年、新版2007年)

編著[編集]

  • 『レギュラシオン・パラダイム――社会理論の変革と展望』(小倉利丸共編著、青弓社[クリティーク叢書]、1991年)
  • 『日本生産性運動の原点と展開』(チャールズ・ウェザーズ共編、社会経済生産性本部生産性労働情報センター、2004年)

訳書[編集]

  • G.ドゥルプラス『「政治経済学」とマルクス主義――対立する資本主義観』(高須賀義博監訳・解説、池上修、大田一廣、竹永進共訳、岩波書店、1988年)
  • ミシェル・アグリエッタ『資本主義のレギュラシオン理論――政治経済学の革新』(若森章孝、山田鋭夫、大田一廣共訳、大村書店、1989年、増補新版2000年)
  • S.マーグリン、J.ショアー編『資本主義の黄金時代――マルクスとケインズを超えて』(磯谷明徳、植村博恭共監訳、東洋経済新報社、1993年)
  • フィリップ・バティフリエ編『コンヴァンシオン理論の射程――政治経済学の復権』(須田文明共監訳、昭和堂、2006年)
  • フランソワ・エイマール‐デュヴルネ『企業の政治経済学――コンヴァンシオン理論からの展望』(片岡浩二、須田文明、立見淳哉、横田宏樹共訳、ナカニシヤ出版、2006年)
  • リュック・ボルタンスキー、エヴ・シャペロ『資本主義の新たな精神(上・下)』(三浦直希、川野英二、白鳥義彦、須田文明、立見淳哉共訳、ナカニシヤ出版、2013年)

出典[編集]