真光寺(しんこうじ)は岡山県備前市西片上にある高野山真言宗の寺院。山号は御瀧山(おたきさん)。本尊は阿弥陀如来。
奈良時代の天平年間(729年から749年)に僧侶に行基によって創建された寺院で、その後は報恩が備前四十八ヶ寺の一つとして中興したと伝わる。
現在では室町時代後期の永正13年(1516年)に再建された寺院が伝わっており、三重の塔があるがこれは江戸時代前期の慶長15年(1610年)に邑久郡牛窓町の蓮華頂院にあったのを移築したものと伝わり、共に国の重要文化財に指定されている。