畑ヶ平森林鉄道
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畑ヶ平森林鉄道(はたがなるしんりんてつどう)は、兵庫県新温泉町岸田でかつて木材輸送に用いられていた森林鉄道。
概要[編集]
霧ヶ滝周辺では良質な木材が取れていたが、当時からまとも道路など存在していなかったため森林鉄道が敷設されることとなった。その後、ドラック輸送への転換を図ったりそもそも木を取るのやめたりしたため1973年までに全線が廃止となった。
路線[編集]
名称 | 延長km | 開設年度 | 廃止年度 | 備考 |
---|---|---|---|---|
本線 | 8.481 | 1936 | 1956 | |
第一上部軌道 | 2.700 | 1953 | 1965 | |
第二上部軌道 | 4.200 | 1936 | 1973 | |
霧ケ滝線 | 2.000 | 1950 | 1963 |
本線[編集]
青下土場から菅原まで通じていた。現在は兵庫県道103号に転用された。
第一上部軌道[編集]
町道畑ヶ平線転用されたと思われる。
第二上部軌道[編集]
不明。
霧ヶ滝線[編集]
菅原集落から山側経由で霧ヶ滝へ向かっていた路線。橋梁が5つほどあった、全てがコンクリート製であったが全て崩壊している。隧道が1つあったが菅原側が崩壊している。
車両[編集]
岩手富士産業(現:イワフジ)製造の軽量機関車が一両、最後まで使われていたらしい、長らくこの場所で放置されていたらしいが、後に注目され、高知県馬路村の魚梁瀬森林鉄道跡地で動態保存運転が行われていたらしい、魚梁瀬丸山公園に保存されている。