琉球政府

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琉球政府(りゅうきゅうせいふ)とは、太平洋戦争後のアメリカ軍統治下において琉球列島全体を管轄した沖縄住民側の政府のことである。

概要[編集]

太平洋戦争の敗戦により、沖縄が米軍の占領下に置かれた後の1952年2月、米国民政府布告第13号(琉球政府の設立)に基づき、同年4月に創設される。

立法(立法院)、行政(行政主席)、司法琉球上訴裁判所)と形式上は三権分立の機構を有していたものの、その実態は米国民政府の布告、布令および指令に従うとの条件により大いに制限を受けており、軍事上の必要があった場合には米国民政府が直接判断を下す最終権限を持っていた。

しかし次第に自治権拡大運動が起こり、行政主席は1968年から公選となり、初代には屋良朝苗が就任した。1972年5月、沖縄が日本本土に復帰すると同時に廃止された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]