犬山検査場尾張旭検車支区
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尾張旭検車支区(おわりあさひけんしゃしく)とは愛知県尾張旭市にある名古屋鉄道の車両基地である。犬山検査場の配下にある。
概要[編集]
2000年に6000系を輸送力増強の一環として追加投入した際、留置場所の確保を目的として設置された留置線に端を発する。この場所には留置線設置前から電化されていない引込線があり、大曽根駅高架化後に行われた6000系の搬入やHL車の解体作業に用いられていたことがある。
施設の老朽化が進んでいた喜多山検車区が喜多山駅周辺の高架化工事との兼ね合いもあって閉鎖されることに伴い、尾張旭駅の留置線が新たな瀬戸線の車両基地として整備されることとなり、2007年6月に開所した。
日常検査から全般検査に至る全ての検査と整備が可能だが、車体塗装設備は周辺が住宅街という事情と将来的に塗装不要のステンレス車へ全車両を置き換える計画が決まっていた事から整備されなかった。そのため耐候性の高い油性塗料での塗装が必要な台車や床下機器類については岡崎市の舞木検査場へトラックで輸送して検査・塗装を実施している。