満福寺 (栃木県野木町)

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満福寺(まんぷくじ)とは、栃木県下都賀郡野木町野渡706に存在する寺院である。宗派曹洞宗山号は西方山。

概要[編集]

野木町の南西端の野渡集落にある寺院で、室町時代後期の康正年間(1455年から1457年)に、古河公方足利成氏によって開基されたといわれており、成氏のものと伝わる五輪塔形の墓もこの寺の中に現存している。

境内の広さは1万3000平方メートル余りとかなり広いが、本堂や庫裏などは平成に入って再建されている。また、室町時代中期の連歌師として知られる猪苗代兼載の墓も存在する。寺宝として、慶長5年(1600年)に徳川家康が寄進したという茶碗と茶台、茶壷などがある。

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