深見けん二

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深見 けん二(ふかみ けんじ、大正11年(1922年3月5日 - 令和3年(2021年9月15日[1])は、福島県出身の俳人。本名は謙二。

来歴[編集]

福島県出身。既婚者で長男あり。

10代から俳句作りを開始し、高浜虚子山口青邨らに師事。平成3年(1991年)に俳誌「花鳥来」を創刊・主宰。平成4年(1992年)に句集「花鳥来」で俳人協会賞を受賞するなど、数々の賞を受賞。また「虚子の天地」という師匠の評論集も書いている。

令和3年(2021年)9月15日午後10時50分、誤嚥性肺炎のため、埼玉県所沢市の介護施設で死去した。99歳没。

著書[編集]

句集[編集]

  • 『父子唱和』 近藤書店、1956年
  • 『雪の花』 玉藻社、1977年
  • 『星辰』 東京美術、1982年
  • 『花鳥来』 角川店、1991年
  • 『余光』
  • 『日月』 ふらんす堂、2005年
  • 『蝶に会ふ』 ふらんす堂、2009年
  • 『菫濃く』 ふらんす堂、2013年
  • 『水影』 ふらんす堂、2006年
  • 『深見けん二俳句集成』 ふらんす堂、2016年
  • 『夕茜』 ふらんす堂、2018年

俳書[編集]

  • 『虚子の天地』 蝸牛社、1996年
  • 『虚子『五百句』入門』 蝸牛新社、2003年
  • 『四季を詠む』 日本放送協会出版、2003年
  • 『吟行入門 私の武蔵野探勝』 小島ゆかりとの共著、日本放送協会出版、2003年
  • 『折にふれて』 ふらんす堂、2007年
  • 『選は創作なり―高浜虚子を読み解く』 NHK出版、2011年

脚注[編集]