池田廉 (社会科学者)

池田廉（いけだれん）は、日本の社会科学者、教育者。大学教員。社会科学、社会思想、哲学、精神医学、心理学などを研究し、様々な大学や専修学校、学校法人河合塾で教壇に立つ。

教育・社会活動[編集]

その活動は、大学や専修学校での授業、書籍や講演、などによる、一般多数向けの教育活動と、より個別性の強い、困難を抱える家庭や青少年への教育・カウンセリング活動、さらには、社会的・国際的な支援活動に大別される。
毎年1,000を超える青少年や保護者、家庭、機関等においてセラピー、カウンセリングを行う。このカウンセリングのスタイルは海外から取り入れたものである。
家庭内不和や成績不振等の家庭問題、不登校等の学校問題や、深い哲学的・実存的な不安を抱える青少年等へのカウンセリングを実施している。これはマルティン・ブーバーらにもみられるパストラル・カウンセリング(牧会的なカウンセリング手法)やヴィクトール・フランクルに由来するロゴセラピー、心理・精神医学的なカウンセリング等を組み合わせたものである。
池田の主張活動は、従来の日本のスタイルとは異なる実存主義的・哲学的なスタイルであり、カール・ロジャースの流れを汲む日本のカウンセリング、心理学、精神医学からは距離を置いている。いわゆる心理学領域からのアプローチに懐疑的であり、むしろ「哲学者」として活動していると考えられる(『思春期フィロソフィア』第一章より)

2021年12月には『思春期フィロソフィア』を発刊。
2022年4月には『賢者達の記憶法＆速読法【英単語＆長文篇】～君よ二本の剣を手に、記憶・速読の王となれ～』を発刊。読者は一般層から学生層にまで及ぶ。
『思春期フィロソフィア』^[1](『思春期フィロソフィアすべての学生＆保護者のための教科書　人間関係＆学力上昇　同時成功への11講』)(ASIN: B09N9LD3DN参照)^[2]。

各国の政治家や外交官と親しく、また外交官や大使と日本人(特に日本の青少年)との交流事業を行なって来た。ヨーロッパ、アメリカ、ロシアなど欧米諸国が中心だが、アフリカ、アジア諸国にも及ぶ。

東京大学(人文社会系研究科社会文化研究専攻、社会情報研究所)、米国ハーバード大学大学院(Harvard University Graduate School of Education)などで学問を修めた。