水戸納豆

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水戸納豆(みとなっとう)とは、茨城県水戸市発酵食品であり、納豆ブランドでもある。

概要[編集]

納豆とは、中国から日本に伝来した食べ物である。鎌倉時代になって禅僧によって普及され、当時は「天竜寺納豆」「大徳寺納豆」などと言われていた記録がある。ただし、この頃の納豆は塩辛納豆であり、乾燥した暗褐色のものであり、現在の糸引納豆が現れるのは江戸時代末期まで待たなければならなかった。

水戸納豆の起源は、笹沼清左衛門という人物である。笹沼は江戸に赴いた際、現地の人々に好んで食べられている糸引納豆を見て興味を持ち、できるだけ糸引納豆に関する資料を集めて水戸に戻ると、その製造に着手した。しかし当初は失敗続きだった。苦節すること2年たった明治23年(1890年)に、ようやく製品化に成功して観梅列車が走る日に販売を開始したという。笹沼が「天狗納豆」と名付けたこの水戸納豆は、小粒で軟らかく、粘りのある水戸納豆として日本全国に広く知られていくことになるのである。